
・昔は何も言わなくても宿題を終わらせていたのに、今はスマホに夢中で……
・優しく声かけしても、「後でやる」って言ったきり全然勉強しない
・どうすれば、全然勉強しない中学生のやる気スイッチはONになるの?
中学生になってから子どもが全然勉強せず、少し叱ると「お母さんのせいでやる気がなくなった」と文句を言われる。どうすれば子どもがちゃんと勉強するようになるのかと、悩んでしまう人は多いです。
この記事では、全然勉強しない中学生に対する接し方から子どものやる気を根こそぎ奪う親のNG対応までまとめて解説します。
この記事を読めば、今日から子どもとどのように向き合えばいいのかが分かります。
どのタイプの子どもにも使える、やる気スイッチを押す方法を16種類用意しました。記事の最後には、子どものやる気スイッチを押すのが上手なオンライン塾を3つ厳選して紹介してあります。
全然勉強しない思春期の中学生の接し方に悩んでいる人は、最後まで読んでください。
「親の私が勉強させるのは難しそう」「勉強しない中高生の指導が上手な塾が気になる」という人は、以下から読むのがおすすめです。
>> 【元教師おすすめ】やる気スイッチをONにするのが上手なオンライン塾3選
まつい けいすけ(著者)の実績
- ・文系→中学理科の教員採用試験に一発合格
- ・不登校〜難関校志望の生徒対象の塾を経営
- ・毎年150件以上の教育相談に対応
【やる気のない中学生の息子への接し方に悩んでいる】50代ママからの相談
ご相談内容
こんにちは。息子、中学2年生についてです。最近、息子のやる気のなさに頭を抱えています。小学生の頃は、宿題もそれなりにこなしていましたし、習い事にも前向きだったのですが、中学生になってからは「めんどくさい」「やっても意味ない」と言うようになり、勉強にやる気がなくなってしまいました。
こちらが「少しでもいいからやってみたら?」とか「応援してるよ」と声をかけても、返ってくるのはため息や無視ばかりで…。叱ると逆効果な気もしますし、かといって放っておいていいものかも分からず、毎日どう接していけばいいのか迷っています。
思春期特有のものだとは分かっていても、親としては将来のことを考えると心配でなりません。「やる気」は本人の問題だと分かっていながらも、親として何かできることはないのか、悩んでいます。
中学生がやる気が出ないとき、どう関わればいいのか、先生のアドバイスをいただけると嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。
【あなたの子どもはどのタイプ?】やる気スイッチのパターン

子どものやる気スイッチは、「目標追求型」「危機回避型」「自己成長型」「他者貢献型」の組み合わせで大きく4パターンに分けられます。
・目標追求型✕自己成長型
自分がこうなりたいから頑張れる
自分がこうなりたいから頑張れる
・危機回避型✕自己成長型
自分がこうなりたくないから頑張れる
自分がこうなりたくないから頑張れる
・目標追求型✕他者貢献型
他人にこうなってほしいから頑張れる
他人にこうなってほしいから頑張れる
・危機回避型✕他者貢献型
他人にこうなってほしくないから頑張れる
他人にこうなってほしくないから頑張れる
どのタイプがいい、悪いというわけではありません。
大切なのは、子どもが「どんなときに自然と体が動くのか」「何に心を動かされるのか」観察すること。そして、子どもに合ったアプローチをすることです。
子どもに合ったアプローチをすれば、それだけでやる気スイッチがONになりやすくなります。「目標追求型」「危機回避型」「自己成長型」「他者貢献型」の4つについて解説します。
【目標追求型】「こうなりたい」という目標があると頑張れる

「こうなりたい!」「こうなってほしい!」という目標を持つことで、自発的に努力できるようになるタイプです。
目標追求型の子どもは、将来の夢や理想の姿を思い描くことでモチベーションが高まります。
・プロのサッカー選手になりたいから、練習を頑張る
・次のテストで自己ベストを更新したいから、毎日勉強する
・親を喜ばせたいから、プレゼントを買う
上記のような憧れや目標が、原動力になります。
【危機回避型】「こうなりたくない」という不安から行動する

「怒られたくない」「失敗してほしくない」といった気持ちが、やる気を引き出すきっかけになるタイプです。
危機回避型の子どもは、「こうなったら嫌だな」という状況を思い描くことで「どうすれば避けられるか」と自分なりに工夫し、モチベーションを上げて行動します。
・試合でミスしてチームに迷惑をかけたくないから、集中して練習する
・先生に叱られるのが嫌だから、宿題をきちんと終わらせる
・友達が居残りさせられるのがかわいそうだから、宿題を手伝ってあげる
上記のような不安や心配が、原動力になります。
【自己成長型】自分のために頑張るタイプ

自分自身のスキルアップや目標の達成、失敗の回避に喜びを感じるタイプです。
自己成長型の子どもは、他人ではなく「昨日の自分」や「これまでの自分」と向き合い、成長を実感することで達成感を得ます。
・前よりも速く走れるようになった
・前回のテストよりも点数が上がった
・ちゃんと練習したから、本番でも緊張しなかった
自己成長型の子どもには、「昨日より○○だったね」「ちゃんと練習していたから立派に発表できたね」など、努力や成長そのものをしっかり認めてあげることが大切です。
【他者貢献型】誰かのために頑張るタイプ

「誰かの役に立ちたい」「親や友達に喜んでほしい」という思いが、やる気につながるタイプです。
他者貢献型の子どもは、「誰かのため」を意識したときにより大きな力を発揮します。
・お母さんが喜ぶ顔を見たくてお手伝いを頑張った
・チームのみんなのために一生懸命応援した
・家族の負担にならないように、進学校目指して頑張った
他者貢献型の子どもには、「みんなのために一生懸命声を出していて、かっこよかったよ」「お母さんのために、ありがとね」と「頑張ってくれた気持ち」をしっかり認めてあげることが大切です。
どんな子にも、その子らしいやる気スイッチがあります。子どもの個性や行動パターンに気づき、認めてあげることがやる気を引き出す第一歩です。
・目標追求型✕自己成長型
自分がこうなりたいから頑張れる
自分がこうなりたいから頑張れる
・危機回避型✕自己成長型
自分がこうなりたくないから頑張れる
自分がこうなりたくないから頑張れる
・目標追求型✕他者貢献型
他人にこうなってほしいから頑張れる
他人にこうなってほしいから頑張れる
・危機回避型✕他者貢献型
他人にこうなってほしくないから頑張れる
他人にこうなってほしくないから頑張れる
あなたの子どもはどのタイプに近いですか。
子どものやる気スイッチをONにする親の接し方10選

子どものやる気スイッチをONにする、親の接し方について解説します。
【あなたの子どもはどのタイプ?】やる気スイッチのパターンで解説した、4つの全てのタイプに効果があるものを厳選しました。タップで各見出しに直接移動できます。
アイメッセージで声かけをする

アイメッセージとは、「私」を主語にして伝えることで、相手に配慮しながら自分の気持ちや考えを伝えるコミュニケーションです。
アイメッセージには、柔らかい表現になりお互いを尊重しながら自分の気持ちを伝えられるメリットがあります。アイは英語の「I(私)」から来ています。アイメッセージの反対は、ユーメッセージです。
アイメッセージの具体例
・自分のためにちゃんと勉強する人だと、(私は)信じている
・(私は)応援しているから、サポートできることがあったら言ってね
・失敗してもまた頑張ろうとする姿が、(私は)素敵だと思う
・頑張っているっていうのは、(私は)分かるよ
・嫌なことがあったら言ってくれると(私は)うれしいな
ユーメッセージの具体例
・(あなたは)ちゃんと勉強しなさい
・サポートしてほしかったら、(あなたは)ちゃんと言ってね
・失敗したら、(あなたは)また頑張ればいいさ
・(あなたは)もっと頑張らなきゃ
・嫌なことがあったら、(あなたは)ちゃんと言ってね
同じ声かけでも、伝え方で印象が全然違いますね。
アイメッセージを使うと、子どもは「自分は親に必要とされている」「1人じゃない」と感じることができます。
思春期の子どもは、精神的に不安定になりがちです。アイメッセージは思春期の子どもの心を温め、勉強に対するやる気スイッチをONにします。
声かけをしたときは、「うん」「分かっている」などの素っ気ない反応しか返ってこないかもしれません。しかし、あなたの気持ちは確実に伝わりやすくなりますよ。
ポジティブな言葉に言い換えてメッセージを伝える

子どもに投げかける言葉を、意識的にポジティブな表現にしましょう。
同じ内容でも、ポジティブな言い方とネガティブな言い方では子どもの受け取り方が全く異なります。
ネガティブな言い方
・まだ宿題やっていないの?早くやりなさい!
・全然できていないじゃん!
・つべこべ言わずどんどん勉強しなさい!
ポジティブな言い方
・宿題、そろそろ始められそうかな? 何か手伝えることがあったら言ってね
・おっ、3割くらい終わったかな?引き続き頑張って!応援しています!
・勉強した分だけ、将来の選択肢が増えるんだよ
毎日の声かけを少しだけ「ポジティブ」に変える意識を持つだけで、子どもの心は驚くほど前向きに変化します。
子どもに前向きに勉強に取り組んでもらいたければ、まずは親自身が前向きな声かけをしましょう。アイメッセージ+ポジティブな声かけ。ぜひ、今日から試してみてください。
子どもが勉強に集中できる環境をつくる

子どもが集中して勉強できるかどうかは、勉強する環境によって決まります。
少し工夫をして子どもが自然と机に向かえるような環境を作るのは、やる気を引き出すために非常に効果的です。
・テレビの音
・家族の笑い声や視線
・手の届くところにある漫画やゲーム、スマホ
人間の集中力は、周りの状況に影響を受けます。大人でも同じですよね。
上記のような「雑音」や「誘惑」を、子ども1人の力でシャットアウトするのは現実的ではありません。だからこそ、親や家族のサポートが必要不可欠です。
子どもの「やる気スイッチ」をONにして質の高い勉強時間を確保するために、今日からできる環境づくりの秘訣を具体的にお伝えします。
【子ども部屋vsリビング】中学生におすすめの勉強場所とは
子ども部屋とリビングのどちらがいいかは、子どもの性格や家庭の状況によって変わります。
1番大切なのは、「どこなら集中できそうか」子どもと話し合って決めることです。子ども部屋とリビングの、メリットとデメリットをまとめます。
子ども部屋で勉強するメリット
・子どものプライバシーが守られる
・子どもが自分のペースで勉強しやすい
・夜遅くまで勉強しても家族の生活に影響しにくい
・人目を気にせず音読やリスニングの練習ができる
・勉強の進み具合を子どもが自分で管理しやすい
・自分の机やイスなど、慣れた空間で勉強できる
子ども部屋で勉強するデメリット
・漫画やゲーム、趣味のものなど誘惑が多い
・親の目が行き届きにくく、本当に勉強しているか分からない
・気づいたら寝てしまう
・時間管理が甘くなりがちになる
・部屋が散らかっていると集中しづらい
・スマホやSNS、YouTubeなどのネットの誘惑を受けやすい
リビングで勉強するメリット
・親の気配を感じながら勉強するのでサボりにくい
・分からないところをすぐに親に質問できる
・見守られている安心感がある
・家族と同じ時間に活動するため、生活リズムが整いやすい
・おやつや飲み物をすぐに取れる
・勉強の進み具合を親が把握しやすい
リビングで勉強するデメリット
・テレビの音や家族の会話、生活音などが気になりやすい
・宅配便や来客など、家に誰か来たときに集中力が切れる
・他の家族の行動が目に入り、集中できない可能性がある
・子どものために家族全員が協力する必要がある
・勉強内容を家族に見られる恥ずかしさがある
・親主導になりがちで、子どもが達成感を感じにくい
時間帯によって、「この時間はリビング、この時間は子ども部屋」と使い分けるのも効果的です。
【勉強の最大の敵】スマホやゲームのルールづくりのポイント
今や中学生にとって欠かせない、スマートフォンやゲーム。子どもの勉強の集中を妨げる最大の誘惑とも言えますね。
しかし、スマホやゲームを頭ごなしに禁止するのは逆効果。
親が一方的に禁止したり厳しく制限しすぎたりすると、思春期の子どもは反発心を抱きます。隠れて使ったり、嘘をついたりするようになるなど、親子関係を悪化させる原因にもなりかねません。
大切なのは、親子で納得できるルールを決めることです。
・スマホの使用時間やゲームのルールを家族で決める
・ルールを守れなかった場合のペナルティも設ける
・ルールやペナルティは一方的に決めず、必ず子どもと決める
・ルールを守らなかった場合は、約束通りのペナルティを与える
・子どもが納得できるよう親にもルールやペナルティを設ける
親が一方的にルールを押し付けるのではなく、まずは子どもの意見をじっくりと聞きましょう。
その上で、「勉強時間を確保するためには、ある程度のルールが必要だよね」「集中して勉強するためには、誘惑は少ない方がいいよね」というように、なぜルールが必要なのか子どもが納得できるように丁寧に説明します。
「守らされている」のではなく「自分で決めた約束」という意識が、ルールを守るモチベーションにつながります。
子どもには「スマホばかり見てないで勉強しなさい!」と言いながら、親はリビングで長時間スマホをいじっている。これでは説得力がありませんよね。
子どもの前では親もスマホを使わず読書をするなど、子どもが納得できるルールを作りましょう。
【元教師おすすめ】ゲーミフィケーションを取り入れる

ゲーミフィケーションとは、ゲームに使われるような楽しさや競争といった要素を勉強や仕事に応用し、ゲームのような楽しさを作り出すことです。
罰だけを与えていても、子どもはやる気になりません。頑張ったときや目標を達成したときのご褒美も、用意しておきましょう。
| 親にスマホや ゲームを預けた | 5ポイント/1時間 |
| 宿題を時間内に 終わらせた | 10ポイント/1回 |
| 1週間スマホの使用時間 のルールを守れた | 50ポイント/1回 |
300ポイント消費で今月のお小遣い1,000円UP、1,000ポイント消費で1日スマホ使い放題のようなご褒美をつけると、ゲームみたいに楽しみながら学習習慣を身につけられますよ。
【勉強のハードルが下がる】毎日同じ時間に勉強する習慣をつけさせる

「夕ご飯のあとすぐ」や「お風呂に入る前」など、自然な形で「毎日決まった時間に机に向かう」習慣をつけられるようサポートしましょう。勉強の習慣を、日常の一部として定着させることができます。
「ごはんを食べたら歯をみがく」という習慣がある人は、特に何も考えなくても自然とごはんのあとに歯みがきをしますよね。
私もそうです。ご飯を食べたあとに歯をみがかないと、気持ち悪くて仕事に集中できません。
子どもの勉強習慣も同じです。
・朝ご飯を食べる前に、15分間漢字の練習をする
・学校から帰宅後、 おやつを食べたら30分間学校の宿題を行う
・夕ご飯の片付けが終わったら、30分間英単語の練習をする
上記のようなルールを決めて毎日続けると、それが当たり前になります。「勉強しなきゃ」と強く思わなくても自然と机に向かえるようになり、勉強を始めるハードルが下がります。
最初は5分でも10分でも構いません。大切なのは「時間」よりも「決まったタイミングで机に向かう」という行動そのものを習慣にすることです。
決まった時間に机に向かう習慣は、勉強に向けた「心の準備運動」のようなもの。
子どもの生活リズムや集中しやすい時間帯を考慮し、親子で話し合って「我が家の勉強タイム」を決めましょう。一度決めたら、できるだけ毎日同じ時間帯に実践することが定着のコツです。
学習計画を一緒に立て、勉強の見通しをもたせる

どんな子どもの学習時間が長いのか!?より引用
上記の図は、「ベネッセ教育総合研究所」が出した、小学校4年生〜高校3年生の平日1日あたりの勉強時間の平均です。
子どもの勉強時間について分かること
・学習計画を立てる子どもの方が、勉強時間が長い
・受験生になると、学習計画の有無による勉強時間の差がさらに大きくなる
何となく勉強しても、絶対に続きません。計画を立てることが重要です。
・何をいつまでにどれだけやるのかはっきりさせる
・無理な計画は立てない
・計画通りに進まないことも想定し、「予備日」や「計画通りに行かなかったときの計画」も考えると計画倒れを防ぎやすくなる
・うまくいったときのご褒美とうまくいかなかったときの罰を設ける
・集中力を維持するためには休憩も不可欠なので、計画の中に休憩時間を組み込む
・学習計画は定期的に見直し、必要に応じて修正する
学習計画は具体的に立てましょう。「頑張る」「一生懸命やる」だけだと、ゴールがはっきりしないので絶対にうまくいきません。
私の塾で使用している学習計画表と、実際に生徒が書いたものです。もしよろしければダウンロードして使ってください。


ゴールが見えないマラソンは、つらくてモチベーションを上げて頑張れません。いつまでに何をすればいいのかはっきりしていないと、不安になったりだらだらと時間を過ごしてしまったりしがち。
親子で一緒に計画を立てることで、子どもは見通しを持って取り組めるようになります。子どもが学習計画を主体的に作成することで、計画に対する責任感や意欲も高まりますよ。
>> 学習計画を立ててくれる中学生におすすめのオンライン塾8選!
スモールステップで目標設定し、子どもに達成感を感じさせる

子どもがちょっと頑張れば達成できる「小さな目標」を設定し、達成感を感じさせましょう。
子どもの「やる気スイッチ」を入れるためには、スモールステップがとても大切です。
最初から高すぎる目標を設定してしまうと、子どもは「自分には無理だ」と感じてしまいます。やる気をなくしてしまったり、勉強そのものが嫌いになってしまったりする原因です。
大切なのは、今の子ども目線でスモールステップの目標を設定すること。親目線での目標設定は絶対にダメです。
・毎日2時間勉強する
・毎日書き取りを5ページやる
・1週間以内に問題集を1冊終わらせる
上記のような目標は、あなたにとっては簡単かもしれません。しかし、学習習慣が身についていない中学生にとっては苦痛そのものです。
・漢字を3個書く
・英単語を5個書く
・教科書を10分間音読する
上記のように、子どもが「毎日続けられそう」と思えるとても小さな目標から始めましょう。
子どもが小さな目標を達成できたら、「できた!」という成功体験をしっかり感じさせるのも重要です。「できた!」という喜びが子どもの自信となり、次のステップへのモチベーションにつながります。
子どもの達成感を「見える化」する

子どもに「できた!」という成功体験を感じさせるために、以下のように達成感を「見える化」するのがおすすめです。
・目標を達成できたら、カレンダーにシールを貼ったりスタンプを押したりする
・目標達成ノートを作り、「〇月〇日:英単語5個クリア!」などと書き込む
・目標達成シートを作り、1つ達成するごとに色を塗る
ポイントは、できたことが視覚的に分かるようにすること。達成感がより具体的に感じられ、勉強に対するモチベーションの維持につながります。

上記は、私の塾で使っている勉強が大嫌いな小・中学生用の目標達成シートです。私の塾では、1つ目標を達成するごとにポケモンのスタンプを押しています。
「中学生でポケモンのスタンプ!?」と驚かれるかもしれませんが、子どもには大人気。私は270種類のポケモンのスタンプを用意しており、毎日違うスタンプを押しています。
全種類のスタンプをゲットするためには、1年間毎日勉強しなければなりません。スタンプのコレクション目的で頑張る子どもも多いです。
ぜひ、子どもと一緒にどんな「見える化」がいいか話し合ってみてください。目に見えて分かる小さな成功体験を積み重ねることで、子どもの中に「やればできる」という自信が生まれます。
子どもの特性や教科に合った「効率のよい勉強」を提案する

がむしゃらに勉強を頑張るだけでは、なかなかテストの点数は上がりません。
子どもの特性や教科に合った「効率のよい勉強」をすることで、努力が結果に結びつきやすくなります。
>> 【元教師が解説】定期テストが20〜30点の子どもに60点取らせるための勉強法
学校の問題集以外に、さかのぼり学習をするための教材がほしいという人も多いでしょう。長年教育現場で子どもたちを見てきた元教師の視点から、教材選びのポイントを3つ紹介します。
解説が分かりやすい問題集かどうか
問題の答えだけでなく、「なぜそうなるのか」というプロセスが丁寧に解説されている教材を選びましょう。子どもが1人で読んでも理解できるくらい、解説が詳しいものが理想です。
図表やイラストが多くカラーの問題集かどうか
勉強が苦手な子どもの場合、以下の3つを意識して問題集を選びましょう。
・図や表が多いかどうか
・イラストが多いかどうか
・カラーかどうか
同じ内容について説明してある場合、図表やイラストが多くてカラーの方がより分かりやすくなります。勉強が苦手だからこそ、上記の3つを満たした問題集を選ぶと問題集選びで失敗しにくいです。
デザインや文字の大きさ、色使いが子どもの好みかどうか
デザインや文字の大きさ、色使い、登場するキャラクターやイラストなどが、子どもの好みにあった問題集を選びましょう。
実際に親子で本屋に行き、いろんな問題集を子どもに見てもらうのが1番確実です。しかし、思春期の中学生。ましてや勉強が苦手となると、親子で本屋に行って問題集を選ぶのはなかなか大変でしょう。
私のおすすめは、教科書ワークと教科書トレーニングの2種類です。どちらの問題集も基礎基本から丁寧に解説されており、私の塾に来ている勉強が苦手な中学生にも人気です。
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教科書トレーニング数学 大日本図書版新版数学の世界 2年【1000円以上送料無料】 価格:1342円 |
市町村によって、「東京書籍」や「教育出版」のように教科書の出版会社が異なります。購入する前に、各教科の出版会社を確認するようにしましょう。
「勉強しなさい」より効果抜群!親が勉強する姿を見せる

親自身が勉強したり真剣に物事に取り組んだりする姿勢を、日常生活の中で子どもに見せましょう。
子どもは親の言葉よりも行動をよく見ています。いくら子どもに「勉強は大切だ」と伝えても、親が家でテレビやスマホに夢中になっていたら子どもの心に響きません。
親が勉強する姿は、子どもにとって最も自然で説得力のある「勉強の大切さや価値」を伝えるメッセージになります。
・小説や実用書、専門書などの本を読む
・仕事に必要な資格取得のために勉強する
・スキルアップのためのオンライン講座を受講する
・新聞を読み、学んだことをノートにまとめる
・ガーデニングや料理について調べ、ノートにまとめる
大切なのは、親が挑戦する姿を子どもに見せることだけではありません。親自身が楽しく学び、新しいことを知ろうとする好奇心や勉強することの楽しさを子どもと共有するのが重要です。
子どものやる気スイッチをONにする褒め方のポイント6選

思春期で反抗的になった子どもでも、褒められるのはうれしいものです。
「頑張っているね」のようなありきたりではない、子どものやる気スイッチを刺激するワンランク上の褒め方を紹介します。タップで各見出しに直接移動できます。
結果ではなく過程や努力を褒める
宿題を終わらせたかどうかやテストの点数、成績といった目に見える結果だけを評価してはいけません。子どものやる気スイッチをONにするためには、努力や過程に目を向け、具体的な言葉で褒めることが大切です。
結果ばかり評価される環境だと、子どもは「よい結果を出さないと自分は認めてもらえない」と考えるようになります。
・失敗を恐れ、挑戦しようとしなくなる
・自分に自信が持てなくなる
・努力する意味を感じにくくなる
・他人と自分を比べて落ち込みやすくなる
・結果が出ないときに自己否定しやすくなる
・本音を話さなくなり、親子関係がぎくしゃくする
・短期的な成果ばかりを求めてしまい、粘り強さが育たない
・ごまかしやズルをして、結果を出そうとするようになる
プレッシャーを感じたり「どうせ親は自分を分かってくれない」と感じたりし、上記のようにやる気スイッチがOFFになってしまいます。
一方、過程や努力を褒めると「結果が出なくてもお母さんが見てくれる」という安心感につながり、子どもの自己肯定感がUP。「次も頑張ってみよう!」という前向きな気持ちが自然と湧き出します。
・難しい問題に粘り強く取り組んでいたね
・毎日部活で大変だけど、机に向かおうとして立派だね
・苦手な教科なのに、机に問題集を出そうとするところが偉いと思う
・今日は眠そうだったけど、途中まで宿題を終わらせてすごいと思うよ
・毎日15分の英単語の勉強が続けられるなんて、さすがだね
具体的に「いつ」「どこで」「どのように」頑張っていたのか観察し、子どもの努力を言葉で伝えてあげましょう。心理学では「行動承認」と言われ、具体的な行動を褒めるのはその行動をさらに促す効果があります。
思春期は、自分という存在に悩み自信を失いやすい時期。子どもの個性と頑張りを具体的に認め、褒めてあげましょう。
リアクションを取りながら褒める

子どもにとって、視覚による情報はとても大切です。
・バンザイする
・拍手する
・親指を立ててグッドマークを作る
上記のようなリアクションを取ることにより、あなたの褒めたい気持ちや喜びをより分かりやすく子どもに伝えられます。
小学校3年生くらいまでの子どもの場合、以下のようなリアクションを取りながら褒めるのも効果的です。
・小躍りする
・でんぐり返しする
・ガッツポーズしながらジャンプする
「嬉しさのあまり、お母さん小躍りしちゃったよ!」などと言ってあげると、子どもはとても喜びますよ。
親がリアクションを取って子どもの視覚を刺激すると、子どものやる気スイッチはONになります。
いつもと違う褒め言葉を使う

いつも「すごいね」「偉いね」と同じ言葉で褒めていると、子どもは徐々に喜びを感じにくくなっていきます。
「今だ!」というタイミングで子どものやる気スイッチをONにできるように、いろんな種類の褒め言葉を用意しておきましょう。
元教師が教える「本当に使える褒め言葉」15選!
・粘り強いね
・タフだね
・我慢強いね
・責任感があるね
・プロだね
・集中力があるね
・素敵だよ
・優しいね
・大人だね
・成長しているね
・完璧だね
・センスがあるね
・仕事が早いね
・お母さんも見習いたいよ
・お母さんも勇気をもらうよ
上記は、どれも子どもが「親に認められている」「親が見てくれてうれしい」と感じやすい褒め言葉です。場面に合わせて、使い分けてみてください。
「本当に使える褒め言葉」を使った中学生の褒め方の例
・苦手な数学の宿題、諦めずにやろうとして本当に粘り強いと思うよ
・学校の宿題を自分からやろうとするなんて、本当に責任感があると思うよ
・勉強する前に机の周りを片付けるなんて、プロの中のプロだね
・部活で疲れているのに勉強しようとして、本当に集中力があるね
・学校が6時間で大変なのに、ちゃんと宿題をしようとして素敵だよ
・苦手な英語の勉強、イライラせずに頑張れて本当に優しい子だと思う
・昨日より5分長く勉強するなんて、本当に成長しているね
・明日やることを先に確認するなんて、計画的だしセンスがあるね
・10時までに漢字の練習が終わるなんて、仕事が早いね
・苦手なことにも挑戦しようとする姿に、お母さんも勇気をもらうよ
「諦めずにやろうとして本当にタフだね」「諦めずにやろうとして我慢強いね」のように、バリエーションは豊富です。いろんな褒め言葉を使って、子どもを褒めてみてください。
【上級編】褒め言葉を組み合わせて子どもを褒める

褒め言葉を組み合わせて子どもを褒めると、子どものやる気スイッチはONになりやすくなります。
同じことを褒め言葉を1つ〜5つのパターンで言い表すと、以下のようになります。
・褒め言葉が1つ
苦手な数学の宿題、諦めずにやろうとして本当に粘り強いと思うよ。
苦手な数学の宿題、諦めずにやろうとして本当に粘り強いと思うよ。
・褒め言葉が2つ
苦手な数学の宿題、諦めずにやろうとして本当に粘り強いし集中力があると思うよ。
苦手な数学の宿題、諦めずにやろうとして本当に粘り強いし集中力があると思うよ。
・褒め言葉が3つ
苦手な数学の宿題、諦めずにやろうとして本当に粘り強いし集中力があると思う。お母さんも見習いたいな。
苦手な数学の宿題、諦めずにやろうとして本当に粘り強いし集中力があると思う。お母さんも見習いたいな。
・褒め言葉が4つ
苦手な数学の宿題、諦めずにやろうとして粘り強いし集中力があると思う。本当にプロだよね。お母さんも見習いたいな。
苦手な数学の宿題、諦めずにやろうとして粘り強いし集中力があると思う。本当にプロだよね。お母さんも見習いたいな。
・褒め言葉が5つ
苦手な数学の宿題、諦めずにやろうとして粘り強いし集中力があると思う。責任感があって、本当にプロだよね。お母さんも見習いたいな。
苦手な数学の宿題、諦めずにやろうとして粘り強いし集中力があると思う。責任感があって、本当にプロだよね。お母さんも見習いたいな。
最初から上手に褒めることができる人なんていません。褒め上手になるには特訓あるのみ。
子どもに勉強を頑張ってもらいたいですよね。頭の中で何度も褒める練習をし、いろんなパターンで子どもを褒められるようになりましょう。
褒め言葉を組み合わせて子どもを褒める。難しいですが、子どものやる気スイッチをONにする上で効果抜群です。
しみじみと何度も繰り返し褒める
1回褒めておしまいではなく、時間をおいて繰り返し褒めましょう。
「そういえば先週1週間毎日15分勉強続けられたの、お母さん本当に感動したんだよね」
子どもが忘れたくらいのタイミングで、上記のようにうれしさを噛みしめるように褒めるのが効果的。しつこくならないよう、食事中や車の中でサラッと伝えるのがおすすめです。
「〇〇さんが褒めていたよ」と第三者の意見として褒める
第三者の意見として子どもを褒めるのも、子どものやる気スイッチをONにする上でとても効果的。
思春期で、親からの褒め言葉だと素直に受け取れない子どももたくさんいます。しかし、第三者の言葉として伝えられるとすっと受け入れられる子どもが多いです。
・近所の〇〇さんが、「最近顔つきが変わってきたね」って褒めていたよ
・〇〇君のお父さんが、「賢そうな表情になった」って褒めていたよ
・いとこの〇〇さんが、「前よりも責任感がついたみたいだ」って褒めていたよ
嘘でも構いません。あなたの気持ちを「第三者目線」で伝えることで、子どものやる気スイッチはONになります。
【逆効果】子どものやる気を根こそぎ奪う親の接し方6選

子どものためを思っての行動や声かけが、逆効果になってしまうケースも多いです。
思春期の子どもは非常にデリケート。教師や塾経営者として多くの家族と接する中で、親の何気ない態度が子どもの心を傷つけやる気を奪うケースを何度も見てきました。
私が見てきた、子どものやる気を根こそぎ奪う絶対NGな親の接し方をまとめます。タップで各見出しに直接移動できます。
「勉強しなさい!」と一方的に命令する

親が子どもを思って伝える「勉強しなさい」という言葉が、子どものやる気スイッチをOFFにしてしまっているケースは非常に多いです。
子ども自身も、勉強しなければならないことは理解しています。
しかし、親から繰り返し「勉強しなさい」と言われると、思春期なので反発しやすくなります。思春期の子どもは、自律性が芽生え親からの干渉を嫌がるからです。
*自律性とは、他の人から指示を受けず自分の考えで判断し、行動すること
・親は自分のことを分かってくれない
・今からやろうと思っていたのにやる気がなくなった
・「勉強しろ」と言うくらいなら、応援してほしい
・自分のペースでやりたいのに、急かされてイライラする
・どうせやっても怒られるだけだから、やる気になれない
・結局、親は点数しか見てないんでしょ
何度も「勉強しなさい」と言われた結果、上記のような反発心を抱きやすくなります。
学校の授業、部活動、宿題、習い事、そしてテスト勉強。子どもの毎日は、大人が想像する以上に忙しいです。大人で例えると、朝から仕事をして上司の趣味のゴルフにも付き合い、家に持ち帰り残業をしているイメージでしょうか。
さらに、中学生の子どもは以下のような思春期ならではの悩みも抱えています。
・体の急激な変化に関する悩み
・友達関係の悩み
・親との距離感の悩み
自分の体と心の急激な変化に戸惑いながら忙しい日々を過ごしているのに、以下のような言葉を言われたら子どもはどう感じるでしょうか。
・他の子はもっと頑張っているよ
・ダラダラしていないで早く勉強しなさい
・そんなことで大丈夫なの?
追い詰められているように感じ、勉強への意欲はなくなってしまいますよね。
中学生というデリケートな時期だからこそ、子どもの気持ちを無視した「勉強しなさい」という言葉はNG。
まずは「勉強しなさい」という言葉をぐっとこらえ、子どもの頑張りや大変さを認める言葉をかけてみましょう。
「いつも部活と勉強、両立していてえらいね」「疲れているのに頑張っているね」といった子どもに共感する言葉が、子どもの心を少しずつ開いています。
子どもの心が開いてきたら、一緒に勉強の計画を立てたり子どもに合った勉強法を見つけたりといったサポートに移りましょう。最初は、子どもに寄り添う姿勢を見せることが大切です。
他の子や兄弟と比較する

他の子や兄弟と比較するのも絶対にダメ。
・お兄ちゃんはもっと勉強できたんだけどね……
=お兄ちゃんに比べてあなたはできない
=お兄ちゃんに比べてあなたはできない
・少しは〇〇ちゃんを見習いなさい!
=〇〇ちゃんに比べてあなたはできない
=〇〇ちゃんに比べてあなたはできない
・〇〇ちゃんは、もう次の学年の勉強してるらしいわよ
=〇〇ちゃんに遅れているあなたはダメだ
=〇〇ちゃんに遅れているあなたはダメだ
・きっと〇〇君はもっと勉強しているよ
=だからあなたは勉強ができない
=だからあなたは勉強ができない
・お母さんは中学生のころテストでいつも上位だったのよ
=お母さんは、あなたがなぜできないのかが分からない
=お母さんは、あなたがなぜできないのかが分からない
上記のような声かけは、子どもの自尊心を深く傷つけ学習意欲を根こそぎ奪います。
*自尊心とは、自分を大切だと思える気持ちや自分の考えや行動に自信を持てる気持ちのこと
自分が1番信頼している親から、「あなたは他の子よりもダメだ」と比較されながら言われたわけです。
・どうせ私はできるようにならない
・何をやっても自分はダメだ
・やっても怒られるだけだから、やめておこう
他人との比較は、勉強だけでなく何事に対しても子どもを消極的にさせてしまいます。
比べるべきは、他人ではなく過去の子ども自身です。昨日より少しでもできるようになったこと、努力した過程を認め、褒めることが重要です。
他の子との比較は、百害あって一利なし。子どもの個性と成長のペースを尊重し、「あなたの頑張りを見ているよ」というメッセージを伝え続けましょう。子どもの自己肯定感や学習意欲を育む上で、非常に大切です。
人格を否定するような声かけをする

子どもの人格や存在そのものを否定するのも、絶対にダメです。
・なんでこんなことも分からないの?本当に頭が悪いのね
・こんな勉強しない子に育つなんて思わなかった
・意志が弱いから、何をやっても続かないのよ
上記のような言葉は、子どもの自己肯定感をひどく傷つけます。
思春期は「自分は何者だろう」と悩み、自立と依存の間で心が揺れる繊細な時期です。
そんな時期に、一番身近な存在である親から人格や存在を否定される言葉を浴びせられると、子どもの心に大きな傷ができてしまいます。
過去の失敗を何度もネチネチ蒸し返すのも絶対にダメ。子どもの心を深く傷つけますし、子どもが努力したり挑戦したりしようとしなくなってしまいます。
反抗的な「態度」と子どもの「人格」は別物です。たとえどれだけ勉強しなくても、子どもの存在そのものは肯定し続けましょう。
「宿題大変だろうけど、机に出しただけでも根性あるって思ったよ」など、行動や努力に焦点を当てた声かけを心がけてください。
親が勉強時間や勉強内容を管理しすぎてしまう

子どもを心配するあまり、勉強時間から宿題の進み具合、休憩に至るまで親が全て細かく管理するのも絶対にダメ。
過干渉や過保護は、子どもの主体性や問題解決能力を育む貴重な機会を奪ってしまいます。
・今日の宿題はこれとこれだから、〇時までに終わらせなさい
・この参考書をこの順番でやりなさい
・休憩は10分だからタイマーかけるよ
・テスト範囲はここまでだから、今夜中にここまで終わらせて
上記のような親が敷いたレールの上を歩く人生だと、子どもは「自分で計画を立てて試行錯誤し、失敗から学ぶ」経験ができません。
その結果、指示されないと動けない「指示待ち人間」になったり、自分で判断することを不安に感じたりすることがあります。
子どもは親の操り人形ではありません。子どもを管理するのではなく、温かく見守りながら必要なときにアドバイスを送る意識を持ちましょう。
脅しや罰で子どもをコントロールしようとする

最も避けなければならないのが、恐怖で親に従わせようとすることです。
感情に任せて手を出したり罰として暴力を振るったりすると、子どもの心と体に深い傷を残します。
恐怖によって一時的に言うことを聞かせたとしても、根本的な解決にはなりません。子どもにとって親が「安全基地」でなくなってしまうと、親子の信頼関係は崩壊します。
親から暴力を受けて育った子どもは、「問題は力で解決してもよい」と学習してしまうので要注意。将来的に人間関係で問題を抱えるリスクも高まります。
・言うことを聞かず勉強しないから叩く
・テストの点数が低い罰として、朝早くから無理やり勉強させる
・宿題をやらないから家から閉め出す
上記のような直接的な暴力はもちろん、以下のような言葉による暴力も子どもの心を傷つけるので絶対にダメです。
・次のテストで50点以下だったらスマホ没収!
・勉強しないならお小遣いなし!
・勉強しないならゲームは捨てちゃうよ
冷静に考えてください。子どもが、「お母さん、勉強しない私を殴ってくれてありがとう!」「お母さんが私に罰を与えてくれて、本当にうれしかった!」と感謝すると思いますか。
「しつけのため」という言い訳は決して通用しません。カッとなりそうなときは、まず深呼吸をする、その場を一旦離れて冷静になるなど、自分自身をコントロールする方法を見つけましょう。
子どもの勉強については、勉強のプロに任せるという手もあります。
塾は当たり外れが大きいです。現在塾を経営する元教師の視点で、以下の条件に合致する塾を3つ厳選しました。ぜひ、参考にしてください。
・無料体験がある
・コスパが高い
・よい口コミが多い
・指導方針や経営方針がよい
・全然勉強しない中高生の指導実績がある
>> 【元教師おすすめ】やる気スイッチをONにするのが上手なオンライン塾3選を先に見てみる
「子どもの自主性に任せる」ではなく「見放す」や「見捨てる」になっている

「子どもの自主性に任せている」つもりが、「見放す」や「見捨てる」になってしまっている人も多いです。
塾を経営する中で、「親は自分のことなんてどうでもいいみたい」と感じて勉強への意欲を失った子どもを、何人も見てきました。
私が考える「子どもの自主性を尊重する」という言葉の意味は、以下の通りです。
*「助けが必要なときはサポートする」という姿勢を伝えて安心感を与えた上で、子どもが考えて行動するのを見守ること
広辞苑には、「見守る」「見放す」「見捨てる」について以下のように書いてあります。
・見守る
無事であるように注意しながら見ること
無事であるように注意しながら見ること
・見放す
(力のあるものが)見切りをつけ、助力をやめること
(力のあるものが)見切りをつけ、助力をやめること
・見捨てる
(助けが必要なものを)見たにもかかわらず、ほうっておくこと
(助けが必要なものを)見たにもかかわらず、ほうっておくこと
「見守る」「見放す」「見捨てる」の違いを理解しておくことが、親として非常に重要です。
子どもは、「親が気にかけてくれている」と実感して初めて「難しいけどやってみよう」というエネルギーが湧きます。
「言っても勉強しない」「本人がやる気になるまで待つしかない」と、簡単に子どもとの関わりを諦めてしまってはいけません。
思春期の子どもと適切な距離感は保ちながらも、決して「見放したり」「見捨てたり」しないこと。「見守る」「見放す」「見捨てる」の違いを理解しておくのは、子どものやる気スイッチをONにするためにとても大切です。
【うちの子大丈夫?】勉強しない中学生を放置するリスク4選
中学生が勉強しないことには、定期テストの点数が低くなる以外にもさまざまなリスクがあります。
教員として塾経営者として私が感じた、勉強しない中学生を放置するリスクは以下の4つです。タップで各見出しに直接移動できます。
学力低下が学習意欲の低下につながり「負のスパイラル」に陥る

勉強しない中学生を放置してしまう最大のリスクは、学力低下がさらなるモチベーションの低下を招くことです。
①勉強しない
②学力が低下する
③授業が分からなくなる
④モチベーションが低下する
⑤さらに勉強しなくなる
⑥さらに学力が低下する
⑦さらに授業が分からなくなる
⑧さらにモチベーションが低下する
上記のような、抜け出すのが困難な「負のスパイラル」に陥ってしまいます。
勉強しなければ、学力はどんどん低下。授業が理解できなくなると、勉強がますます苦痛でつまらないものになってしまいます。
・どうせ自分には無理だ
・勉強には意味がない
・自分はバカだからできるようにならない
上記のようにどんどんネガティブになってしまいます。
一度失った「宿題をする」「毎日机に向かう」といった学習習慣を取り戻すには、たくさんの時間やエネルギー、「またやってみよう」という子どもの強い気持ちが必要です。
学力の低下がさらなるモチベーションの低下を招くという現実を、親としてしっかり理解しておきましょう。
高校や大学、就職などの将来の選択肢が減る

勉強が分からないと、当然進学できる高校の選択肢は少なくなります。
高校の選択肢が少なくなるというのは、大学や専門学校、将来の職業の選択肢も少なくなるということ。
「あのときもう少し頑張っていれば、自分には違う未来があったかもしれないのに……」と、将来子どもに後悔させたくないですよね。
ちゃんと勉強するのは、子どもが自分の可能性を広げて自分の希望する道を自由に選ぶための「大切なパスポート」を手に入れることでもあります。
「自分はできない」と思い込み自己肯定感が低くなる

勉強せず授業が分からない状態が長く続くと、子どもの自己肯定感が低くなってしまいます。
・自分は何をやってもダメなんだ
・どうせ自分はできるようにならない
・勉強ができない自分には価値がない
・自分は普通以下の人間だ
・このまま人生終わるんだろうな
上記のように、子どもがネガティブになってしまうのが原因です。
勉強を通して、「やればできる」という自信が生まれたり「もっと知りたい」という知的好奇心が育ったりします。
子どもが自分に自信を持てるよう、勉強における小さな成功体験を積み重ねていくことが大切です。
不登校のリスクが上がる

実は、不登校の子どもが考える「自分が不登校になったきっかけ」の4位が「宿題ができない」(50.0%)、5位が「授業が分からない」(47.0%)です。
>> 【アンケート調査】子どもが考える「自分の不登校のきっかけ」と学校復帰に効果的だったこと
不登校の子どものおよそ2人に1人は学校の勉強に苦労したことが不登校のきっかけになったと答えています。
>> 文部科学省委託事業不登校の要因分析に関する調査研究報告書
子どもの勉強に対する不安や悩みに寄り添い解決してあげることは、子どもが不登校になるリスクを減らすことにもつながります。
【元教師おすすめ】やる気スイッチをONにするのが上手なオンライン塾3選

全然勉強しない中高生の指導が上手なオンライン塾を、3つ厳選して紹介します。どれも、現在個人塾を経営している元教師として心からおすすめできる塾です。
オンライン塾は、大きく以下の2種類に分かれます。

| オンデマンド型 | あらかじめ作成された映像を視聴する授業 |
| ライブ配信型 | インターネット回線を使い、リアルタイム で双方向のやり取りができる授業 |
表内の料金は、全て税込みです。
| atama+ オンライン塾 | オンライン家庭教師 マナリンク | オンライン家庭教師 ドリーム | |
| 塾の種類 | オンデマンド型 | ライブ配信型 | ライブ配信型 |
| 特徴 | 【AIがつまずきの原因を分析】 9999兆以上のパターン から自分に必要な勉強 だけを行う超個別指導 | 【納得するまで無料体験可能】 自己紹介動画やご家庭 からの授業評価を見て 自分で先生を選べるので安心 | 【成績保証+返金保証あり】 優しい大学生講師による アットホームな授業で 対人関係が苦手でも安心 |
| 受験への 対応 | ◎ 高校受験 大学受験 | ◎ 高校受験 大学受験 | ◎ 高校受験 大学受験 |
| 実績 | サービス開始1年目から東大合格 2020年度日本e-Learning大賞 | Googleの口コミ☆4.9 顧客満足度97% | オンライン家庭教師15年以上 無料体験の満足度96% |
| 学習計画 の作成 | ◎ AI+人間 | ◯ 人間 | ◯ 人間 |
| 先生との コミュニ ケーション | ◎ 顔が見える | ◎ 顔が見える | ◎ 顔が見える |
| 先生の 選択や交代 | ◯ 運営に連絡すれば すぐに交代可能 | ◎ 納得する先生と出会えるまで 何人の先生でも無料体験可能 | ◯ 運営に連絡すれば すぐに交代可能 |
| 対応教科 | 5教科 | 5教科 | 5教科 |
| 入会金 | 22,000円 | 19,800円 | 22,000円 |
| 月謝の目安 | 22,000円〜 学び放題 | 16,000円〜 (先生によって異なる) | 21,340円〜 (50分/週) |
| 24時間 質問可能 サービス | 1日2問まで (3,300円/月で無制限) | 無制限 (3,000円〜5,000円/月) | 無制限 無料 |
| 公式サイト | 【公式】atama+ オンライン塾 | オンライン家庭教師 マナリンク | オンライン家庭教師 ドリーム |
部活や習い事で忙しく、短時間の勉強で効率よく成績を伸ばしたい人は、atama+ オンライン塾がおすすめです。
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子どもの成績を伸ばすために先生選びに失敗したくない人は、オンライン家庭教師マナリンクがおすすめです。
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せっかく塾に通ったのに失敗したくない人は、オンライン家庭教師ドリームがおすすめです。
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【最先端の学習効率】atama+ オンライン塾

atama+公式YouTubeより引用
迷ったら、atama+ オンライン塾
【特徴まとめ】
・世界に1つだけの自分専用カリキュラム
9999兆以上のパターンから一人ひとりに合った授業を提供するので、自分にピッタリ合った授業が受けられる
9999兆以上のパターンから一人ひとりに合った授業を提供するので、自分にピッタリ合った授業が受けられる
・講義動画は1つ4分
集中力を維持しやすく、通学時間や空き時間にも効率良く勉強できる
集中力を維持しやすく、通学時間や空き時間にも効率良く勉強できる
・オンデマンド型のオンライン塾なのに担任がつく
担任のスタディトレーナー*と週1回作戦会議を行い、学習計画を作成するので勉強時間が増える
担任のスタディトレーナー*と週1回作戦会議を行い、学習計画を作成するので勉強時間が増える
・作戦会議でモチベーションUP
作戦会議では学習計画の作成や1週間の振り返り、進路相談をするのでモチベーションが上がる
作戦会議では学習計画の作成や1週間の振り返り、進路相談をするのでモチベーションが上がる
・サービス開始1年目から東大合格の実績
サービス開始1年目から東大合格の実績があり、駿台とも連携しているので安心できる
サービス開始1年目から東大合格の実績があり、駿台とも連携しているので安心できる
・信頼できる報告体制
勉強の進み具合、今後の課題、学習方針などが保護者に報告されるので安心して子どもを任せられる
勉強の進み具合、今後の課題、学習方針などが保護者に報告されるので安心して子どもを任せられる
【基本情報まとめ】
| 中学生 | 高校生 | |
| 入会金 | 22,000円 | 22,000円 |
| 月謝の目安 | 22,000円〜 | 24,200円〜 |
| 対応教科 | 5教科 | 数学 英語 物理 化学 生物 地理・歴史 古典 情報 |
| 無料体験 | 2週間 | 2週間 |
【口コミまとめ】
・atama+が弱点を分析し、自分に必要な問題だけ出してくれるので効率良く勉強できる
・解説が分かりやすく、塾の効果を実感できる
・勉強や受験の相談をしたり大学の話を聞いたりできるので、モチベーションを上げて頑張れる
・先生が学習計画を立て毎週見てくれるので、何を勉強すれば良いのか分かりサボらなくなった
・時間に縛られず、自分のやりたい時間にやりたいだけ勉強できるので助かる
・料金体系が分かりやすくコスパも高い
\サービス開始1年目から東大合格の実績あり/
2週間の無料体験で自分の苦手を分析可能!
>> atama+ オンライン塾の口コミ・評判
【自己紹介動画を見て先生を選べる】オンライン家庭教師マナリンク

オンライン家庭教師マナリンク
【特徴まとめ】
・先生を自分で選べる
自己紹介動画やご家庭からの授業評価を見て、気に入った先生に授業をお願いできるから先生選びに失敗しない
自己紹介動画やご家庭からの授業評価を見て、気に入った先生に授業をお願いできるから先生選びに失敗しない
・先生が全員社会人である
先生の採用率はわずか18%で、大手予備校講師や元教師、現役の塾長などの教育のプロが多数在籍している
先生の採用率はわずか18%で、大手予備校講師や元教師、現役の塾長などの教育のプロが多数在籍している
・不登校や発達障害、中高一貫校のプロも在籍している
不登校のプロ、発達障害のプロ、高校受験のプロ、大学受験のプロ、中高一貫校のプロ、医学部受験のプロなど、さまざまなプロが集結している
不登校のプロ、発達障害のプロ、高校受験のプロ、大学受験のプロ、中高一貫校のプロ、医学部受験のプロなど、さまざまなプロが集結している
・納得するまで何人でも無料体験できる
無料体験の人数に制限がないので、子どもにピッタリの先生が見つかるまで無料体験を受けられる
無料体験の人数に制限がないので、子どもにピッタリの先生が見つかるまで無料体験を受けられる
・料金体系が分かりやすい
入会金(19,800円)とそれぞれの先生が決めた授業料のみの支払いなので、コスパが高い
入会金(19,800円)とそれぞれの先生が決めた授業料のみの支払いなので、コスパが高い
【基本情報まとめ】
| 中学生 | 高校生 | |
| 入会金 | 19,800円 | 19,800円 |
| 月謝の目安 | 16,000円〜 | 18,000円〜 |
| 対応教科 | 5教科 | 5教科 |
| 無料体験 | 無制限 (1回あたり45分〜60分) | 無制限 (1回あたり45分〜60分) |
【口コミまとめ】
・先生の情報を事前に知った上で自分で先生を選べるので安心だった
・社会人の先生しかいないので、とても良かった
・マナリンク事務局の方は常に寄り添ってくれるので、安心して娘を預けることができた
・子どもが楽しく授業を受けており、成績も伸びた
・空き時間に講師同士で勉強会を行い、サービス向上のため切磋琢磨している
・マナリンクは教育の質にこだわっている
\顧客満足度97% Googleの口コミ☆4.9/
納得するまで何人でも無料体験できる!
>> 【Googleの口コミ☆4.9】オンライン家庭教師マナリンクの口コミ・評判
【成績保証あり】オンライン家庭教師ドリーム

オンライン家庭教師ドリーム
公式Youtubeより引用
【特徴まとめ】
・成績保証あり
入塾時60点未満の教科は、+20点以上が保証されているので安心できる
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・入会金の返金制度あり
入塾時60点未満の教科で+20点以上取れなかったら、入会金22,000円の全額返金と次の定期テストまで80分/週の授業料の全額免除があるので損しない
入塾時60点未満の教科で+20点以上取れなかったら、入会金22,000円の全額返金と次の定期テストまで80分/週の授業料の全額免除があるので損しない
・質が高く優しい大学生講師が先生
2ヶ月の研修とオリジナル試験を突破した大学生講師が先生なので、授業の質が高く人間性にも優れている
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・分からないところは24時間質問可能
24時間いつでもLINEで質問可能なので、分からないところはすぐに解決できる
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・教科書の内容に沿った映像授業あり
映像解説は学校の教科書に沿っており、解き方から解説しているので学校の授業が分かるようになる
映像解説は学校の教科書に沿っており、解き方から解説しているので学校の授業が分かるようになる
【基本情報まとめ】
| 中学生 | 高校生 | |
| 入会金 | 22,000円 | 22,000円 |
| 月謝の目安 | 21,340円〜 | 25,080円〜 |
| 対応教科 | 5教科 | 5教科 |
| 無料体験 | 授業1回分 | 授業1回分 |
【口コミまとめ】
・ドリームのおかげで勉強習慣がついた
・3ヶ月で成績がすごく伸びた
・先生が優しいので質問しやすい
・入塾1ヶ月でテストの点数が上がった
・マンツーマンの授業なのですぐ質問できる
・無料体験の雰囲気が良いので、その場で入塾を決めた
\入塾時+20点の成績保証あり!/
成績が上がらなくても返金保証があるので安心
>> オンライン家庭教師ドリームの口コミ・評判
まとめ

子どものやる気スイッチは、「目標追求型」「危機回避型」「自己成長型」「他者貢献型」の4パターン。まずは子どもが4つのうちパターンなのか観察し、子どもに合ったアプローチを心がけましょう。
1回や2回子どもへの接し方を変えたくらいでは、子どものやる気スイッチはONになりません。大切なのは、この記事で紹介したポイントを押さえた関わり方を継続させることです。
・ポジティブな声かけをし、アイメッセージを使うと子どもの心に響きやすい
・スマホやゲームのルールは、子どもが「自分で決めた」と納得するのが重要である
・ゲーミフィケーションを取り入れると、楽しみながら学習習慣を身につけられる
・小さな進歩や粘り強さを具体的に褒めることで、子どもの自己肯定感が上がる
・「毎日漢字を3個書く」のような小さな目標を達成させ、「できた!」体験を積ませる
・スタンプや目標達成シートなどで達成感を「見える化」すると、モチベーションが維持される
・「粘り強くやっていたね」「疲れているのに机に向かおうとして立派だった」と過程や努力を具体的に褒める
・褒め言葉を組み合わせたり第三者の言葉として伝えたりすると、子どもの心に響きやすくなる
・他人との比較や人格否定、脅しや罰は子どものやる気を根こそぎ奪うから絶対にしない
・「親が気にかけてくれている」と実感して初めて子どもはやる気になるので、粘り強く子どもと関わる
「家庭だけで限界を感じる」「より専門的なサポートを受けたい」と感じたときは、教育のプロの力を借りるのも立派な選択肢。あなたと教育のプロがタッグを組めば、子どもにとって大きな力になるでしょう。
>> 【元教師おすすめ】やる気スイッチをONにするのが上手なオンライン塾3選
今回紹介した3つの塾は、塾を経営する元教師として自信をもっておすすめできます。
どれが良いか迷ってしまったら、atama+ オンライン塾が1番おすすめです。ぜひ、無料資料請求だけでもしてみてください。
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