思春期のうつ病の症状と家庭でできる正しい対処法とは

疲れている男の子イラスト-min.png

思春期の子ども は、さまざまな悩みや葛藤を抱えています。「知っておきたい!思春期の子どもの特徴とは」の記事でお話しした通りですね。

精神的に不安定な思春期の子どもは、うつ病 になりやすいです。

しかし、思春期の子どもに見られるうつ病の症状は、大人のうつ病の症状とは少し異なっています。今回は、思春期のうつ病と家庭でできる正しい対処法について見ていきたいと思います。

スポンサーリンク







思春期のうつ病の症状


うつ病は、長期間にわたり抑うつ、罪責感などの症状が見られる病です。気分障害の1つですね。

大人の場合はこのような症状が見られますが、思春期の子どもの場合はあまり見られません。抑うつ気分を外に出そうとせず、自分の部屋に引きこもったり家族との関わりを拒んだりします。

また、思春期のうつ病 では、睡眠障害や非行、問題行動、学校不適応、食欲不振といった症状が見られます。思春期の子どもの場合、心が成長途中なので行動や身体に症状が現れると考えられています。

注意しなくてはいけないのは、これらの症状が「なまけ」や「単なる反抗」と見分けにくい ということです。

「思春期」はうつ病になりやすい時期です。子どものうちにきちんと対応しないと、将来にわたってうつに苦しむ可能性があります。

思春期のうつ病への対処法


それでは、思春期の子どものうつ病に対してどのように対処すれば良いでしょうか。

例えば、子どもが部屋に引きこもりがちだからといって、必ずしもうつ病だとは限りません。単にあなたから自立しようとして、家族との関わりを拒んでいる可能性もあります。

しかし、あなたが子どもの様子を見て、「学校生活や社会生活に影響が出ている。」「子どもがとても苦しんでいる。」「気分の浮き沈みが激しく日常生活に支障をきたしている。」と判断できる場合は、すぐに医療機関を受診すべきです。

思春期のうつ病に対しては、大人のうつ病と同様に 薬物療法 が行われます。

その上で、子どもがうつ状態になっている原因を突き止める必要があります。家庭で思い当たるところがないかチェックするとともに、学校とも連携しましょう。

少しでも早く原因を突き止め、子どもの精神を落ち着かせる環境を整えてあげる必要があります。家庭でできることは、子どもがリラックスできる環境を作ってあげる ことです。

思春期の子どもの心は、ただでさえとても不安定です。軽いうつ病の場合、安心して休める環境を整えてあげるだけで状態が良くなることもあります
リラックスする男の子イラスト-min.png

◆ワンポイントメモ! 子どもがリラックスできる環境作り
①夫婦仲を良くする
両親の仲が悪いと、それだけで子どもの心は落ち着きません。子どもに余計な心配をかけないようにしましょう。夫婦仲が子どもの心に与える影響は、とても大きいです。

②子どもの支えになる
うつ状態の子どもに対して、あなたがついていることを教えてあげましょう。子どもの心の励みになります。


③励まさない
頑張りすぎて疲れてしまった子どもの場合、「頑張れ。」の一言はとても辛いものがあります。症状を悪化させる原因にもなるので気をつけましょう。

④連れまわさない
気分転換になればと思い、「動物園へ行こう。」「買い物に行こう。」などと考えることも多いでしょう。しかし、うつ状態の子どもは、普段楽しめることが楽しめない状態です。かえって疲れが増すこともあります。

いかがでしょうか。これが、思春期のうつ病と家庭でできる正しい対処法 になります。

子どもに「うつ傾向」が見られたら、すぐに医療機関を受診して子どもの心の不安要素を取り除いてあげましょう。学校と連携するとともに、子どもがゆっくりと休める環境を整えることが大切です。

スポンサーリンク







まとめ
・思春期の子どもはうつ病になりやすい。
・思春期のうつ病は大人のうつ病と症状が異なる。
・子どもがリラックスできる環境を作ることがとても大切である。

こちらの記事も参考にしてみてください
【すらら】の口コミ・評判10選!発達障害や不登校の救世主になる納得の理由
【ティントル】の口コミ・評判10選!不登校専門オンライン個別指導の魅力を解説
不登校でも高校受験は可能?その真実をお話しします
思春期の子どもが抱える4つの悩みや葛藤を親向けに解説します!
癖?ストレス?髪の毛をむしったり爪を噛んだりする子ども
不登校でも高校受験は可能?その真実をお話しします
そうだったのか!中学生の不登校の原因を学年ごとにまとめてみました
小学生の不登校の原因はこれだったのか!学年別にまとめてみました
【指導歴13年のプロが完全解説】不登校の原因7選!子どもの心理とパターン別の対応
中1ギャップの実態と対策!小学校との違いに6割以上の子どもが悩む
「頑張れ」は絶対ダメ!?不登校の子どもへの正しい声かけはこれだ!