【私と同じ失敗をしないでほしい】不登校の子どもへの対応で親が後悔していること17選

不登校の子どもへの対応で後悔していることのアイキャッチ
・不登校の子どもとの関わり方のポイントって何だろう?
・私のせいで子どもがさらに傷ついたらと思うと、何もできなくて……
・不登校を経験した他の親が、どんなことに後悔しているのか参考にしたい!

子どもが成長してから、「あのときこうしておけば……」と後悔する親が多いです。

そこでこの記事では、私の塾に来ている保護者と生徒に取ったアンケート結果から不登校の子どもがつらいと感じていることまでまとめて解説します

この記事を読めば、不登校を経験した保護者が何に後悔しているのかと、不登校の子どもが親のどんな対応に喜んでいるのかが分かります。

結論を言ってしまうと、不登校になる前は「無理やり学校に行かせたこと」不登校になったあとは「子どものことを考えていなかったこと」を後悔している人が多いです。

不登校を経験した他の親子が何を感じているのか知るのは、あなたの子育てのヒントになるでしょう。ぜひ、最後まで読んでください。

まつい けいすけ(著者)の実績
  • ・文系→中学理科の教員採用試験に一発合格
  • ・不登校〜難関校志望の生徒対象の塾を経営
  • ・毎年150件以上の教育相談に対応

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目次

  1. 【不登校の子どもへの関わり方で後悔したくない】40代ママからの相談
  2. 【アンケート】子どもが不登校になる前の対応で親が後悔していること
    1. 無理やり学校に行かせなければ良かった
    2. 自分自身に余裕を持てれば良かった
    3. 学校の先生に相談すれば良かった
    4. もっと子どもの気持ちに寄り添えば良かった
    5. 不登校に関する情報を集めておけば良かった
    6. そんなに怒らなければ良かった
    7. 「良い子」に育てようとしなければ良かった
    8. みんなと同じものを買ってあげれば良かった
  3. 【アンケート】子どもが不登校になったあとの対応で親が後悔していること
    1. 学校に行かないことを責めなければ良かった
    2. PTA活動や学校のボランティアに参加しなければ良かった
    3. クリスマスや誕生日をちゃんと祝ってあげれば良かった
    4. もっと周りの人に頼れば良かった
    5. 将来どうするつもりなのか聞かなければ良かった
    6. いじめを謝りに来た保護者にいい顔しなければ良かった
  4. 【不登校の小中学生の声】親の対応でうれしかったこと5選
    1. 学校を休むことを受け入れてくれた
    2. 学校に関する会話を家でしないようにしてくれた
    3. 学校に行けない自分を守ってくれた
    4. 大学や将来についての明るい話をしてくれた
    5. あれこれ言わず見守っていてくれた
  5. 不登校の子どもがつらいと感じていること17選
  6. 不登校に対する子どもの気持ちと本音
    1. 【52.2%】不登校が原因で受験や仕事で苦労
    2. 【子どもへのアンケート】学校に戻りやすくなる、うれしいサポート3選
  7. まとめ

【不登校の子どもへの関わり方で後悔したくない】40代ママからの相談


ご相談内容
小学校6年生の子どもがいますが、最近、学校に行くのを渋り始めました。不登校になりつつあると思っています。

繊細な時期なので、子どもとの関わり方で後悔したくないんです。不登校の子どもを持つ親がどんなことに後悔しているのかについて、もし情報をお持ちでしたら教えてほしいです。

【アンケート】子どもが不登校になる前の対応で親が後悔していること


不登校前の対応で後悔していることに関する図解
2016年と2022年に、私の塾で保護者に「不登校の対応で後悔していること」についてアンケートを取りました。アンケート結果の一部を紹介します。

子どもが不登校になる前に「すれば良かった(しなければ良かった)」と後悔していることはありますか


無理やり学校に行かせなければ良かった


小学6年生のママ
子どもがどれほどつらい思いをしているのかに気づきながらも、「学校を休ませる」という選択ができなかったことをずっと後悔しています。

「先生が待ってるよ。」「途中まで一緒に行くから。」「無理なら途中で帰ってきていいから。」

こんな都合の良いことを言って、なぜ無理やり学校に行かせていたのか。

17歳の子どもを持つママ
親としての余裕を失い、「休んでいいよ」と言ってあげることができなかったのが後悔です。

「とにかく高校受験を何とかしなければ」と焦ってしまっていました。担任の先生に保健室登校をお願いし、私立高校の単願に目標をシフトし、何とか息子を無事に卒業させようと視野が狭くなっていました。自分自身、心の余裕がなかったのです。

ここまで「高校高校進学」にこだわり続けたのは、「息子の将来を心配したから」に他なりません。

ですが、私は「息子のため」と言いながら、結局安心したかったのは自分自身でした。中学を卒業し、高校に進学したとき安心したのは私だけでした。息子の顔はずっと暗いまま。高校1年生の夏休みに退学しました。

親として、息子の本当の気持ちに一度も寄り添えていなかったと、後悔せずにはいられません。

中学1年生のママ
子どもがもう無理って言っても、学校に行かせ続けてしまったことです。私はまだ行けるのではないかと思っていましたが、それが間違いでした。責任感の強い子どもだったので、もう無理って私に言い出したときには、本当にもう無理な状態だったと思います。

「ママ〜」と呼んでくれることはなくなりました。あれだけいっぱいおしゃべりしてくれる子どもだったのに、親子の会話は今でもほとんどありません。私のせいなので、本当に後悔しています。

自分自身に余裕を持てれば良かった


中学2年生のママ
離婚をした直後で、実家への引っ越しに仕事、家のこと、娘の習い事等々、余裕がなかったなと思います。余裕がないので、毎日朝から怒りっぱなしでした。

結果、娘の異変に気づけませんでした。

学校の先生に相談すれば良かった


中学3年生のママ
息子は、真面目な「悪いことをしている周りの人が許せない」タイプの子でした。中学1年生の後期の学級委員になったのですが、家でいすを投げ本を投げと暴力的になりました。

「なんでそんなことするの?」と聞いたときに「イライラしているから」と言っていたので、「いよいよ思春期なのか」と思っていましたが、特に学校には相談しませんでした。

三者面談でも、「学校では非常に優等生で周りのみんなのお手本ですよ」なんて言われていましたが、内心「家では違うんですよ、先生」と思っていました。

その後中1の3月に突然不登校になり、3年生まで1回も学校に行くことはありませんでした。

真面目な子だったので、学級委員をしていてちゃんと言うことを聞かない、一部の男子へのイライラが限界になったようでした。あのとき学校の先生に相談しておけばと、未だに後悔しています。

もっと子どもの気持ちに寄り添えば良かった


中学2年生のママ
中学校に進学し、疲れていた娘のことをもっと考えてあげれば良かったなと思っています。

私は仕事で夜遅く、主人も夕方〜夜は家にいないことが多かったので、親に相談することすらできなかったと思います。進学して新しい環境、娘も最初から不安やストレスがあったと思うので、4月、せめてゴールデンウイークまでは残業せずにもっと話を聞いてあげたら良かったと思います。

中学3年生のママ
通常学級にこだわってしまったのが間違いだった。障害は分かっていたし、本人が特別支援学級の方が楽しいって言っていたのも覚えていた。だけど、自分の子が特別支援学級に通うのが受け入れられなかった。やっぱり普通が良かった。普通でいたかった。本人の障害を理解してあげなかった。

不登校に関する情報を集めておけば良かった


中学2年生のパパ
不登校についてちゃんと勉強していれば、もっとこうしてあげられたのかな、こうはしなかったのにと思うことがたくさんあります。

そんなに怒らなければ良かった


小学4年生のママ
もっと早くしなさい!どんどん食べなさい!早く歯磨きしなさい!なんでカバンの支度をしていないの!お母さんを怒らせて何が楽しいの!

こんな風に毎日毎日怒っていた。ママ友にも、朝からめっちゃキレたわ〜なんて話をしていた当時の自分に腹が立つ。

当時の担任に、朝とてもつらそうですよと言われたけど、そう言われても仕事に間に合わないからとちゃんと聞いていなかった。

「良い子」に育てようとしなければ良かった


中学3年生のママ
「良い子ですね〜」と言われるのが自慢でした。私は学生時代あまり勉強できなかったので、とにかく勉強ができるようになってほしいと塾に入れていました。

4年生のときに、初めて算数のテストで90点を取りました。ずっと100点だったので、100点じゃないことを責めたら、算数がよく分からないと泣かれました。

このままじゃまずいと、家庭教師もお願いしました。でも100点にならず……

なんで、どうして塾も家庭教師もやっているのにと悩んでいたら、塾をやめたい、家庭教師もやめたい、学校に行きたくないと言われケンカになりました。

勉強ができること、良い子でいることがずっとプレッシャーになっていたみたいです。

みんなと同じものを買ってあげれば良かった


中学3年生のママ
クラスのみんなが持っているというゲーム機を買ってあげれば良かったと後悔しています。

欲しい欲しいと言われてもそんなお金はうちにはないから、友達に貸してもらいなと断っていました。一緒に対戦ができないから仲間にいれてくれないと言われたときも、見ていればいいじゃん。やらせてじゃなくて見せてって言えばいいじゃん。とあしらっていました。

ゲーム機以外にも、お金がないからと言って欲しいと言われたものをほとんど買ってあげませんでした。そういうのを買ってあげていれば、今とは変わっていたと思います。

【アンケート】子どもが不登校になったあとの対応で親が後悔していること


不登校後の対応で後悔していることに関する図解
2016年と2022年に、私の塾で保護者に「不登校の対応で後悔していること」についてアンケートを取りました。アンケート結果を、抜粋して紹介します。

子どもが不登校になったあとに「すれば良かった(しなければ良かった)」と後悔していることはありますか


学校に行かないことを責めなければ良かった


中学2年生のママ
不登校の息子に一度だけ、なぜ学校に行かないのか、そのせいでどれだけ苦労しているのか文句を言ったことがあります。完全に私の八つ当たりです。

息子が静かに涙を流しました。ハッとして息子に謝りましたが、親子の絆というか、信頼関係がガクッと崩れた瞬間でした。

PTA活動や学校のボランティアに参加しなければ良かった


小学5年生のママ
当時の私は、とにかく近所の人から変な目で見られないようにと必死でした。PTA活動には積極的に参加し、古紙回収や集団登校の見守りも普通に参加していました。

「あのお母さんは学校活動に協力的で助かる」

他の親や先生にそういう目で見られたい気持ちでいっぱいでした。学校とつながっていることに、安心したかったのかもしれません。親が学校に協力的だと、子どもが学校に復帰しやすくなるとも思っていました。

ですが、不登校が半年、1年続いていくうちに、ふと私が学校の活動に参加することで子どもが家でゆっくり休めていないんじゃないかと思うようになりました。

PTA活動やボランティアへの参加を辞め、子どもと関わる時間を増やしたら、子どもの笑顔が増えたように思いました。

クリスマスや誕生日をちゃんと祝ってあげれば良かった


小学6年生のママ
学校に行かなくなってすぐに、息子のクリスマスと誕生日がありました。何とか学校に行ってほしかったので、「冬休みまでにあと3回休んだらクリスマスと誕生日はプレゼントなしね」と脅してしまいました。

私が話をした次の日、1時間以上時間をかけてのろのろ支度をし、10時過ぎに学校へ行きました。学校に遅刻の連絡を入れていたのですが、12時過ぎに担任の先生から「まだ学校に姿が見えませんが、何時頃いらっしゃいますか」と連絡がありびっくり。

近所の公園でランドセルを抱えて座っていました。「学校に行くふりをしてごまかすのはやめなさい」と注意し、「プレゼントはいらないの?本当にあげないから」と言いました。

「プレゼントいらないから、学校を休んでもいい?」とお願いされ、そこまで行きたくなかったのかと申し訳なくなり、言ってはいけないことを言ってしまったと思いました。

もっと周りの人に頼れば良かった


中学1年生のママ
自分一人で全部抱えてしまったことです。義理の両親にも自分の両親にも相談できず、一人で悩んでいました。夫とも協力できず、どうして私が…とピリピリしていました。

もし戻れるなら、過去の自分にもっと他の人に頼りなさいと伝えます。

将来どうするつもりなのか聞かなければ良かった


中学2年生のパパ
不登校になってすぐ、このまま不登校で将来どうするのか聞いてしまったのが心残りです。不登校になったばかりだから、ゆっくりさせてあげれば良かったと思います。

いじめを謝りに来た保護者にいい顔しなければ良かった


中学3年生のママ
不登校になって数日後、いじめた子どもとその親が自宅に謝罪に来ました。

私が玄関で対応しましたが、「もう結構ですので、そんなにお子さんを叱らないでやってください」と伝えてすぐに帰してしまいました。

居間にいた息子は、それを聞いて「なんでうちの親は怒ってくれないの?」と思ったと思います。

私がバカでした。なんで、「うちの子に何してくれてんだ!」と怒らず、大人の対応をしてしまったのかと後悔しています。

子どものことを考えれば、そこは相手の親に私と息子の怒りをぶつけるべきでした。

【不登校の小中学生の声】親の対応でうれしかったこと5選


不登校中の親の対応でうれしかったことに関する図解
次に、私の塾に来ている不登校や元不登校の生徒へのアンケート結果をまとめます。

学校に行くのがしんどくなったとき、学校にいけなくなったとき、お家の人がしてくれてうれしかったことがあったら教えてください


学校を休むことを受け入れてくれた


中学3年生
「学校に行きたくない」と伝えた私に対して、「休んで大丈夫だよ」と声をかけてくれたのがうれしかったです。

「限界になるまで無理をする必要はない」「つらいときは逃げることも大切」のような話を真面目にしてくれたのもうれしかったです。

私が何も言わなくても、学校に休む連絡をしてくれ、学校の代わりに塾を探してくれたのもうれしかったです。

学校に関する会話を家でしないようにしてくれた


小学6年生
学校の話はしないで、アニメやマンガの話をしてくれたのがよかった。

学校に行けない自分を守ってくれた


中学3年生
「もし何かあったら俺が命がけで守るから」ってお父さんに言われたこと。

「お母さんはいつも味方だよ」ってお母さんに言われたこと。

「無理しちゃダメだよ」って書いた手紙をおばあちゃんがくれたこと。

大学や将来についての明るい話をしてくれた


中学3年生
不登校になってしばらくしてから、お父さんが「日本一のところに連れて行ってあげる」と言って東大に連れて行ってくれた。

東大の中でご飯を食べながら、「日本一頭がいいやつらが集まっているけど、楽しそうにしているだろ?大学は楽しいところだ」と話をしてくれた。

大学の中を見て大学ってすごいっていう感じがした。自分も何か勉強してみたいって思えた。

あれこれ言わず見守っていてくてた


中学2年生
休んでいるとき、学校をどうするのか聞かないでくれた。

イオンやゲーセンに遊びに行っても許してくれた。でも、無視しているとかではなく、朝は起こしてくれたし、ご飯もいつも通り用意してくれた。

気を使わないで、普通の感じで、いろいろ聞かれないのが良かった。

不登校の子どもがつらいと感じていること17選


不登校の子どもがつらいと感じていること
不登校ではない子どもと不登校の子どもを比較することで、不登校の子どもが抱えやすい悩みについてまとめます。

2024年に発表された、文部科学省委託事業不登校の要因分析に関する調査研究報告書のデータです。

【不登校ではない子どもへの質問】

あなたは前の学年の1年間、学校や家で、次のようなときに、つらいと感じたことはありましたか


【不登校の子どもへの質問】

あなたが最初に学校に行きづらい、休みたいと感じ始めたとき、学校や家で、次のようなときに、つらいと感じたことはありましたか


違いが大きい項目不登校では
ない子ども
不登校の
子ども
体調不良34.0%68.9%34.9%
居眠り
朝起きられない
夜眠れない
36.4%70.3%33.9%
不安・抑うつ49.2%76.5%27.3%
制服、給食、行事
などへの不適応
13.8%38.6%24.8%
先生と
合わなかった
14.3%35.9%21.6%
ゲーム・スマホ
への依存
22.9%42.3%19.4%
入学、進級
転校など
7.0%24.9%17.9%
声や音がうるさい
嫌なにおい
23.7%40.3%16.6%
宿題ができない24.5%50.0%15.5%
仲の良い
友達がいない
7.4%19.9%12.5%
授業が
分からない
35.4%47.0%11.6%
親子の関わり方15.9%27.3%11.4%
いじめ被害15.0%26.2%11.2%
教職員との
トラブル
叱責など
7.5%16.7%9.2%
遊び・非行22.0%30.3%8.3%
いじめ以外の
友人関係の
トラブル
16.6%24.8%7.8%
家庭の生活環境
の急激な変化
3.8%9.3%5.5%
*統計的に有意差があるもののみまとめた

【アンケートから分かる不登校の子どもがつらいと感じていること】
・心身の不調や生活リズムの乱れ
体調不良や居眠り、気持ちの落ち込み、イライラ、無気力など
・学校生活に関わること
制服や給食などの学校の決まりや宿題など
・人間関係に関わること
友達や先生との関係や入学、進級、転校など

>> 【不登校の子どもの将来】統計的に見た現実と受験や就職でのリスクを元教師が解説

不登校に対する子どもの気持ちと本音


不登校の子どもが何に苦労し、どんなサポートをうれしいと思っているのか、国や文部科学省が行った調査をまとめます。

【52.2%】不登校が原因で受験や仕事で苦労


中学3年生のときに不登校だった、およそ4万1000人を対象とした追跡調査の一部を紹介します。

>> 不登校に関する実態調査

国が行った最も大規模な調査のため、不登校の子どもが何に苦労したのか分かる最も信頼できるデータでしょう。

不登校が原因で、受験や仕事で苦労しましたか


大いにあった21.3% 少しあった30.9%



不登校が原因で、体力が低下したり不足したりして苦労しましたか


大いにあった28.1% 少しあった33.9%



不登校が原因で、生活リズムが崩れ苦労しましたか


大いにあった33.8% 少しあった34.0%


不登校が原因で、他者との関わりに不安を感じることがありましたか


大いにあった43.7% 少しあった31.7%


あなたが不登校の子どもの将来を心配しているように、子ども自身も様々な不安や苦労を抱えています。

子どもが不登校だからといって、あなたが取り乱してしまってはいけません。子どもが精神的にどんどん追い詰められてしまいます。

親として、子どもの前ではドンと胸を張って過ごしましょう。

その上で、「私はあなたの味方だから、一緒にこれから先の未来を歩んでいこう」と声をかけてあげてください。

>> 【不登校の子どもの将来】統計的に見た現実と受験や就職でのリスクを元教師が解説

【子どもへのアンケート】学校に戻りやすくなる、うれしいサポート3選


2024年に発表された、文部科学省委託事業不登校の要因分析に関する調査研究報告書のデータです。

前の学年で、学校を休んでいるとき、どのようなことがあれば学校に戻りやすかったと思いますか


うれしいサポート割合
友達からの声かけ36.8%
家族からの声かけ23.0%
個別に勉強を教えてもらえること
(学校以外を含む)
22.6%

不登校の子どもは、特に友達や家族からの声かけや個別の授業をしてもらえると学校に戻りやすくなると答えています。

注目すべきは、個別の授業を求めている不登校の子どもが多いことです。不登校の子どもが考える自分が不登校になった原因の4位が「宿題ができない」(50.0%)、5位が「授業が分からない」(47.0%)です。

>> 【アンケート調査】子どもが考える「自分の不登校のきっかけ」と学校復帰に効果的だったこと

不登校の子どものおよそ2人に1人は学校の勉強に苦労したことが不登校のきっかけになったと答えています。友達や家族からの声かけはもちろん、勉強に対する不安や悩みが解決できるようなサポートを心がけましょう。

教員の長時間労働や教員不足が問題になっている今、学校の先生に個別の授業をしてもらうのは現実的ではありません。不登校の出席扱い制度にも対応したサービスとして
・教育支援センター
・フリースクール
・不登校専門のオンライン塾
があります。
*不登校の出席扱い制度は、学校に行かなくても出席になる仕組みのこと

教育支援センターフリースクール不登校専門のオンライン塾
入会金0円約53,000円10,000~30,000円
月謝0円約33,000円10,000円〜
個別指導
通信教材××
オンライン授業×
主要5教科の勉強
公的機関××
子どもに合った先生
を選べるシステム
××
不登校の出席扱い
制度に対応
発達障害に対応
カウンセラーなど
専門家の存在
保護者へのサポート
*フリースクールの料金は、文部科学省の調査から引用

私としては、子どもの負担や通いやすさ、料金のバランスが取れた不登校専門のオンライン塾がおすすめです。

>> 【塾経営者が厳選】不登校の小中学生におすすめの塾5選!子どものことを考えた塾の選び方も解説

まとめ


不登校になる前は「無理やり学校に行かせたこと」、不登校になったあとは「子どものことを考えていなかったこと」を後悔している人が多いです。

・ゆっくり休むのを認める声かけをする
・親は子どもの味方だと伝える
・子どもが落ち着いたら、個別の勉強ができる子どもに合った塾を探す

不登校の子どもへの対応で後悔したくないからと焦ってしまうと、親の表情も固くなってしまいがちです。親の心にゆとりがないと、子どもはリラックスできません。子どものちょっとした変化や成長にも、気づけなくなってしまいますよ。

また、不登校の子どもは友達や家族からの声かけや個別の授業をしてもらえると学校に戻りやすくなると答えています。

不登校の子どもへの具体的な声かけやおすすめの塾について、ぜひ以下の記事を参考にしてください。

>> 【144個の具体例を紹介】不登校の子どもが前向きになる良い声かけと悪い声かけ
>> 【塾経営者が厳選】不登校の小中学生におすすめの塾5選!子どものことを考えた塾の選び方も解説

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