【元教師が解説】思春期の女の子の特徴とコミュニケーションの取り方|反抗期の娘に悩む親必見!

思春期の女の子への接し方のコツのアイキャッチ画像
・中学生になってから娘との距離感が難しくて……
・娘に彼氏ができたら、親としてどう声をかけるべきなの?
・ちょっと叱ったらすぐ反抗する、思春期女子への接し方を教えてほしい!

あんなに素直でかわいかった娘が、思春期になった途端に口数が減り反抗的になってしまった。」このように、子どもの急な変化や幼い頃とのギャップに戸惑ってしまう人が多いです。

この記事では、元中学校教師の視点で思春期の女の子とのコミュニケーションの取り方から家庭で行うべき具体的な性教育までまとめて解説します

この記事を読めば、思春期で反抗的になってきた女の子への接し方のポイントが分かります。

私が13年以上かけて培ってきた「思春期女子への接し方」の知識や経験を凝縮しました。記事の最後には、思春期の女の子への接し方に悩む保護者におすすめの本を8冊厳選して紹介しています。

最近距離感が難しくなってきた思春期の娘への接し方に悩んでいる人は、最後まで読んでください。

思春期の女の子に関する本が気になっていたけど、本が多すぎてどれがいいのか迷っていた」「元教師目線でおすすめの本が気になる」という人は、以下から読むのがおすすめです。
>> 【比較表付き】思春期の女の子への接し方に悩む人におすすめの本8選
>> 【子ども向けの性教育の本】思春期の女の子が1人で読め、親子で読めば会話が広がる本8選

まつい けいすけ(著者)の実績
  • ・文系→中学理科の教員採用試験に一発合格
  • ・不登校〜難関校志望の生徒対象の塾を経営
  • ・毎年150件以上の教育相談に対応

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目次

  1. 思春期の女の子に見られる主な特徴6選
    1. 言葉づかいが乱暴になり口答えが増える
    2. 父親を避け母親にきつく当たるようになる
    3. 友達関係の悩みが増える
    4. 気分のムラが大きくなる
    5. 学校の成績が下がる
    6. おしゃれや美容に興味を持つようになる
  2. 【反抗期】思春期の女の子が反抗的になる理由2選
    1. 親から自立しようとしているから
    2. 【自立したいけどできない】親への自立と依存の間で心が揺れているから
  3. 【今日からできる】思春期の女の子への接し方のポイント5選
    1. なるべく笑顔で接し、感情的に怒らない
    2. 【ながら対応はNG】子どもの話を聞く姿勢を大切にする
    3. 【干渉しすぎはNG】思春期の女の子とは適度な距離感を保つ
    4. 子どもの悩みは真剣に受け止めて共感する
    5. 【先入観はNG】子どものよさや頑張っているところを認めて褒める
  4. 【お父さんを避ける】父親が思春期の娘と接する際のポイント
  5. 【思春期女子を完全攻略】学年別の女の子の特徴と接し方のポイント
    1. 【思春期の入口】小学校高学年の女の子の特徴と接し方のポイント
    2. 【反抗期まっただ中】中学生の女の子の特徴と接し方のポイント
    3. 【大人の手前】高校生の女の子の特徴と接し方のポイント
  6. 【娘に彼氏ができた】思春期の女の子の恋愛への親の関わり方4選
    1. 娘の恋愛を否定しない
    2. 交際の最低限のルールは伝える
    3. 自己防衛や性的同意について伝える
    4. 彼氏を親に紹介させる機会を作る
  7. 【元教師が解説】思春期の女の子への家庭での性教育
    1. 女の子への性教育は小学校4年生頃に行うのがベター
    2. 【母親が行うのが理想】思春期の女の子への性教育
    3. 子どもの性的な話題に誠実に答えることが大切
    4. 【シングルファーザーの場合】信頼できる女性に相談
    5. 【元教師おすすめ】思春期の女の子が1人で読める性に関する本8選
  8. 【Q&A】思春期の女の子への接し方に関するよくある質問5選
    1. 中学生の娘が全然口をきいてくれませんが、どうコミュニケーションを取ればいいですか
    2. 娘の反抗的な態度にイライラしてしまうのですが、上手な叱り方はありますか
    3. 娘がスマホに夢中の場合、使用時間は制限すべきですか
    4. 娘が友達関係のトラブルで落ち込んだときは、どうすべきですか
    5. 思春期で勉強しなくなり成績が落ちたのですがどうすればいいですか
  9. 思春期の女の子への接し方に悩む人におすすめの本8選
  10. まとめ

思春期の女の子に見られる主な特徴6選


思春期の女の子の特徴6選に関する図解
思春期は、子どもが心身ともに大人へと成長する移行期。元教師としての経験も踏まえ、思春期の女の子によく見られる主な特徴とその背景にある心理や理由を、分かりやすく解説します

タップで各見出しに直接移動できます。

言葉づかいが乱暴になり口答えが増える


思春期の女の子は、親に対する言葉づかいが乱暴になったり何かと口答えしたりすることが増えます。

・皮肉を言う
・無視する
・部屋に閉じこもって出てこない
・母親を嫌がって距離を取る

上記のような反抗的な態度は、精神的な自立への第一歩を踏み出そうとしている証拠「親から離れたい」という気持ちと「まだ頼りたい」という2つの気持ちが共存し、感情のコントロールが難しくなるのが原因です。

「うざい」「ほっといて」といった言葉は、「自分の領域を守りたい」「干渉されたくない」という気持ちの表れでもあります。

こうした態度の変化に、親としてはショックを受けたり、悲しくなったりするのは当然です。

しかし、これは子どもが順調に成長している証拠。感情的に言い返すのではなく、少し距離を置いて冷静に見守る姿勢が大切です。

「あなたの気持ちも分かるよ」と一度受け止めた上で、「お母さん、その言い方は少し悲しいな」とアイメッセージを使うと子どもの心に響きます。
*アイメッセージとは、「私」を主語にして伝えることで、相手に配慮しながら自分の気持ちや考えを伝えるコミュニケーションのこと

父親を避け母親にきつく当たるようになる


思春期になると、父親とのコミュニケーションを避けたり、母親に対してきつく当たったりする女の子が増えます。父親は避けるけど、母親とは基本的に仲よしという女の子も多いです。

女の子は、思春期に入ると異性である父親に対して、無意識に身体的な変化を意識するようになります。

・父親がリビングにいると自分の部屋にこもる
・父親が話しかけると嫌そうな顔をする
・父親から離れた場所に座ろうとする

上記のように父親とのコミュニケーションを避けるのは、恥ずかしさや父親に対する嫌悪感が原因です。

急に娘が父親を避けるようになっても、「嫌われたのでは?」と過度に心配する必要はありません。そっと見守り、娘のペースを尊重してあげましょう。

>> 【お父さんを避ける】父親が思春期の娘と接する際のポイントを先に見てみる

同性である母親に対しては、「負けたくない」「分かってほしい」という気持ちからきつく当たる傾向があります。

学校のことや友達関係の愚痴をぶつけるように話したり、ささいなことで母親と言い争いになったりすることが増えるでしょう。

しかし、娘のイライラした態度を頭ごなしに叱るのではなく、「何かあったの?」と冷静に話を聞く姿勢が大切です。

友達関係の悩みが増える


友達関係の悩みが増えることに関する図解
思春期の女の子は親から精神的に自立し始め、代わりに仲間との強い一体感を求めるようになります。

思春期の女の子は、グループ内での自分の立ち位置や、友達からどう見られているかに非常に敏感です。

・LINEグループでのやり取りに気を使いすぎる
・友達との意見の食い違いに深く悩む
・「自分だけ違うかも……」と疎外感を感じる

仲間外れにされたくない」「友達と同じでいたい」という気持ちが強くなり、友達とのささいなできごとに一喜一憂しやすくなります。

親から見ると「そんなことで?」と思うようなことでも、本人にとっては深刻な悩みです。「友達関係で悩むのは、あなたが成長している証拠だよ」と肯定的に受け止め、子どもに共感する姿勢を示しましょう。

無理にアドバイスしようとする必要はありません。子どもの気持ちに寄り添って話を聞いてあげるだけでも、心の支えになります。

「いつでもあなたの味方だよ」というメッセージを伝え、家庭が安心できる場所であることを示してあげてください

気分のムラが大きくなる


気分のムラが大きくなることに関する図解
思春期の女の子は、生理痛や貧血などの体調不良が出やすく、気分の落ち込みやイライラにつながることがあります。

中学生になり思春期が本格的になると、「自分は何になりたいのか」「将来どうなるんだろう」といった漠然とした不安や、進路や成績、友人関係など悩みも複雑化していきます。

・昨日まで元気だったのに急に口数が減る
・ささいなことで涙ぐんだり怒ったりする
・頻繁に体調不良を訴える

上記のような気分のムラは、単なるわがままではありません。心と体が大きく変化しているから起こるサインです。

まずは、「そういう時期もあるよね」と子どもの揺れ動く気持ちを受け止めてあげましょう。体調が悪いようであれば学校を休ませたり、思春期外来や婦人科への相談を検討したりしてください。

>> 「思春期外来」が扱う症状と治療法の基礎知識

学校の成績が下がる


・学校の授業が難しくなる
・過去の学年で苦手だったことが積み重なっている
・勉強は将来何の役に立つのか疑問に感じている
・好きな男の子のことで頭がいっぱいになる
・親や学校の先生に反抗したい

思春期になると、さまざまな理由で学校の成績が下がりやすくなります。

実は、不登校の子どもが考える「自分が不登校になったきっかけ」の4位が「宿題ができない」(50.0%)、5位が「授業が分からない」(47.0%)です。

>> 文部科学省委託事業不登校の要因分析に関する調査研究報告書

不登校の子どものおよそ2人に1人は学校の勉強に苦労したことが不登校のきっかけになったと答えています。勉強に対する不安や悩みが解決できるようなサポートを心がけましょう。

>> 【元教師が解説】思春期の中学生が全然勉強しない理由13選!やる気スイッチの押し方とは
>> 【元教師が解説】定期テストが20〜30点の子どもに60点取らせるための勉強法
>> 【塾経営者が厳選】中学生におすすめのオンライン塾8選!口コミが良くコスパが高い塾は?

おしゃれや美容に興味を持つようになる


おしゃれや美容に興味を持つことに関する図解
思春期の女の子は、ファッションやメイク、ヘアスタイルといった外見に関心を持ち始め、おしゃれや美容への興味が高まります。

思春期は自分らしさを探す時期。思春期の女の子がおしゃれや美容に興味を持つのは、自然なことです。

特に周りの友達やSNSなどの影響が大きく、「もっときれいになりたい」「あの子みたいになりたい」という気持ちから様々なことを試したくなります。

・急に服装の好みが変わる
・メイク道具を欲しがる
・髪型を変えたがる
・ダイエットを始める
・ムダ毛の処理に関心を持つ

おしゃれへの関心は、自己表現の1つなので基本的には温かく見守ってあげましょう。ただし、過度なダイエットや年齢に合わない派手すぎるメイクなどは注意が必要です。

頭ごなしにダイエットや派手なメイクを否定するのはNG。

まずは、「どうしてそうしたいの?」と理由を聞きます。そのうえで、成長期のダイエットのリスクについての正しい知識を伝えたり、一緒にコスメを選びに行ったりするのがよいでしょう。

ムダ毛の処理について子どもに聞かれたら、「お母さんはこんな感じだよ」と事実を伝えれば大丈夫です。

・今気になっているシェーバーとかあるの?
・お母さんがいい感じのやつ買ってあげようか?
・今度の休みにどんなやつがいいか一緒に見に行く?

このような声かけをして一緒に選ぶのも良いですし、何も言わずにそっと風呂場に子ども専用のシェーバーを置いておいてあげるのも良いでしょう。

「お母さんが自分のために配慮してくれた」と喜ぶ子どもも多いです。

【反抗期】思春期の女の子が反抗的になる理由2選


反抗期 思春期の女の子が反抗的になる理由に関する図解
思春期の女の子の反抗的な態度の裏には、子どもから大人へと心と体が大きく成長する時期特有の、複雑な心が隠れています。

子どもの複雑な心を理解するのは、親子関係をよりよく保つための第一歩。思春期の女の子が反抗的になる主な理由を、分かりやすく解説していきます。

親から自立しようとしているから


思春期の女の子が見せる、乱暴な言葉づかいや口答え。最も大きな理由の1つが、「親から精神的に自立したい」という強い気持ちの表れです。

小学校高学年から中学生、高校生へと成長するにつれて、女の子は「自分のことは自分で決めたい」「親に干渉されたくない」と感じるようになります。

これは自律性が育っている証拠で、とても大切な成長のステップです。
*自律性とは、他の人から指示を受けず自分の考えで判断し、行動すること

自律性が育つので、親が心配して「宿題やったの?」と声をかけたり行動を細かく把握しようとしたりすると、「うるさいな」と反発するようになります。

親子の会話はどうしても、親からの追求や小言、アドバイス(子どもにとっては「お説教」に聞こえることも)とセットになりがちです。

思春期の女の子には、「面倒なやり取り」を避けるために、初めから心を閉ざして会話をシャットアウトしようという心理が働いています。

・質問しても、「別に」「普通」しか言わない
・聞き出そうとすると、露骨に嫌な顔をしたり黙り込んだりする
・「ほんとしつこいよね」「親なのに私の気持ちが分からないの?」と皮肉を言う
・親の言葉を無視してスマホをいじり始める
・注意されると「チッ」と舌打ちする
・ドアを強く閉める

上記の行動は、「私のテリトリーに入ってこないで!」「放っておいてほしい!」という、子どもなりの心の叫びです。

心配だからといって質問攻めにするのは逆効果。「しつこいな…」「信用されてないのかな?」と感じさせ、ますます心を閉ざす原因になります。

【自立したいけどできない】親への自立と依存の間で心が揺れているから


親への自立と依存の間で心が揺れていることに関する図解
思春期の子どもは、自立したいと考えている一方で親に依存もしています。

さっきまで甘えてきたのに、急に突き放された。

思春期の女の子が見せる矛盾した態度は、「親から自立したい気持ち」と「まだ親に頼りたい気持ち」が心の中で綱引きしていることの表れです。

一人前として扱ってほしい、口出ししないでほしい」という強い思いがある一方で、「私の話を聞いてほしい」「困ったときは助けてほしい」という気持ちも隠れています。

この2つの気持ちが子どもの心の中で共存しているので、親から見ると「どっちなの!?」と困惑するような、不安定で矛盾した行動につながります。

・手伝おうとすると「別に頼んでないし!」と怒るのに、結局うまくできずイライラする
・自分から話しかけてきたのに、少し意見を言うと「はいはい分かったから!」と聞く耳を持たない
・普段はそっけないのに、親が他の兄弟と仲良くしているとちょっかいを出して気を引こうとする
・「うるさいな!」と文句を言うのに、何も言わないと「私がこんなに悩んでいるって分からないの?」と拗ねる

心の中に「大人になりたい自分」と「まだ子どもでいたい自分」が同居しているかのようですよね。

親としては本当に対応に困りますし、疲れてしまうのも当然です。

しかし、今は子どもが自立に向かってバランスを取ろうと必死にもがいている状態。子ども自身も自分をどうコントロールしていいか分からず、戸惑っています。

「今はそういう不安定な時期なんだな」と受け止め、穏やかに見守ってあげましょう。子どもの心の安定につながります。

ちなみに、思春期の女の子が言う「お母さんは暇そうでいいよね」という言葉の裏には以下のメッセージが込められています。

・私のことをもっと見てほしい、構ってほしい
・私の忙しさや大変さを理解してほしい
・もっと私の気持ちを理解してほしい、話を聞いてほしい

子どもから「お母さんは暇そうでいいよね」と言われたら、「何か大変なことがあるの?」とその場で関心を示し、買い物や食事など2人だけの時間を意識的に設けるようにしましょう。

【今日からできる】思春期の女の子への接し方のポイント5選


思春期の女の子への接し方のポイント5選に関する図解
思春期の女の子とよい親子関係を築くポイントは、「子どもを変えようとするのではなく、親自身の関わり方を見直してみる」 ことです。

思春期で反抗的になってきた娘への関わり方は、その後の親子関係はもちろん、子どもの自己肯定感や人との関わり方にも大きな影響を与えます。

以下の5つのポイントは、私が中学校の教師や塾の経営を通して、多くのご家庭と関わってきた経験から導き出したものです。タップで各見出しに直接移動できます。

なるべく笑顔で接し、感情的に怒らない


思春期の女の子に対しては、できる限り笑顔で穏やかな態度で接することを心がけましょう。

思春期の女の子は感受性が豊かで、親の感情的な反応にとても敏感。

娘が不機嫌だからといって親までイライラして感情的に叱ってしまうと、「この家は安心できない」「お母さんは私の気持ちを分かってくれない」と娘の心はさらに不安定になってしまいます。

親がいつも笑顔で穏やかにしていることで、子どもにとって家庭が「安心して過ごせる基地」になります

親が心がけたいこと
・子どもが不機嫌でも平常心を保つ
・できるだけ笑顔で話しかける
「そうなんだね」とまず共感する
・冷静に「なぜダメなのか」理由を説明して叱る

親のNG行動
・子どものイライラにつられて、親までカリカリする
・すぐに感情的になって怒鳴りつける
・子どもの言い分を聞かず、頭ごなしに叱る
・「態度が悪い!」など感情的に人格否定する

上記のことを心がけましょう。今はそっけなくても、「親は自分の味方だ」という信頼感が子どもの心の中で育ちます。

親のことを「困ったときに頼れる存在」だと認識するようになりますよ。

もちろん、人を傷つける行為や危険な行動は、きちんと叱らなければいけません。親として、毅然とした態度で注意しましょう。
*毅然とした態度とは、物事に動じず、強い意志を持って主張や立場を貫く態度

叱るときは、感情に任せて怒鳴るのは絶対にダメです。

感情的なぶつかり合いは、百害あって一利なし。「なぜその行為がよくないのか」を具体的に冷静に伝えることが重要です。

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【ながら対応はNG】子どもの話を聞く姿勢を大切にする


子どもの話を聞く姿勢を大切にすることに関する図解
子どもが何か話してきたときは、貴重なコミュニケーションのチャンス。忙しくても必ず手を止め、真剣に話を聞く姿勢を子どもに示しましょう

思春期になると、女の子は親に話す内容を慎重に選ぶようになり、親に話しかける回数が減ります。

特に、友人関係や学校のできごとなどのデリケートな内容を話してくれるのは、親を信頼している証拠。

スマホを見ながら返事をしたり「忙しいから後でね」と後回しにしたりすると、思春期の女の子は「私の話なんて、お母さんにとっては重要じゃないんだ」と感じ、心を閉ざしてしまいます

親が心がけたいこと
・スマホや家事の手を止めて、体を娘に向ける
・うなずいたり相づちを打ったりしながら聞く
・まずは、最後まで聞き役に徹する
・「そうだったんだね」「大変だったね」と気持ちを受け止める言葉をかける
・必要であれば、「どうしたいと思う?」と考えを促す
・アドバイスや説教は最後に慎重に行う

親のNG行動
・テレビを見たりスマホを操作したりしながら聞く
・「忙しいから後で」と話を後回しにする
・話の途中で、「でも」「やっぱり」と口をはさむ
・意見やアドバイスをすぐに言おうとする
・「そんなことで」「男の子なんだから」など、子どもの気持ちを軽視する
・すぐに結論を出そうとしたり、親の価値観を押し付けたりする

宿題や友達の話など親からすればささいな内容でも、子どもにとっては大切な話題かもしれません。

内容の重要度で判断せず、「あなたの話に関心があるよ」という姿勢を示すことが重要です。

【干渉しすぎはNG】思春期の女の子とは適度な距離感を保つ


思春期の女の子とは適度な距離感を保つことに関する図解
子どものことが心配で、つい口や手を出したくなるのが親心。しかし、思春期の女の子とは「適度な距離感」を保ち、過干渉にならないよう意識することが大切です。

思春期は、子どもが「自分で考えて、自分で決める」練習を始める時期です。

親が先回りして指示したり細かく管理しすぎたりすると、子どもが自分で考える貴重な機会を奪ってしまいます。

失敗も含めて自分の経験から学ぶことで、子どもの自立心や問題解決能力が育ちます。

「干渉しすぎ」チェック
・子どもの勉強の悩みやペースを無視して、一方的に「勉強しなさい!」と言っていませんか
・親の希望を押し付けず、本人が何を考え、どうしたいのかをまず聞いていますか
・親の価値観で友達を評価していませんか
・学校のことや友達のことを、根掘り葉掘り聞き出そうとしていませんか
・少し散らかっていたらすぐに「部屋を掃除しなさい!」と言っていませんか
・勉強や片付けなど、本人が困るまで少し待つことはありますか

もちろん、放置や無関心とは違います。「あなたには失望した」「もう知らない」といった見放すような態度は、思春期の子どもの心に深い傷を与えるので要注意。

大切なのは「信じて見守る」スタンスです。

・基本的な生活習慣やルールは伝える
・困っている様子があれば、「何か手伝えることはある?」と声をかける
・本人が助けを求めてきたら、しっかりサポートする
・結果だけでなく、努力の過程を認める
・成功したら一緒に喜び、「〇〇をよく頑張ったもんね」と具体的に褒める

心配だからと手や口を出しすぎるのではなく、子どもの力を信じて、少し離れた場所から温かく見守る姿勢を大切にしましょう。

「困ったときはいつでも頼っていいんだ」という安心感を与えつつ、子どもの自立をサポートするのが理想的な距離感です。

子どもの悩みは真剣に受け止めて共感する


子どもの悩みは真剣に受け止めて共感することに関する図解
思春期の女の子が勇気を出して悩みを打ち明けてくれたときは、その内容の大小に関わらず「真剣に受け止め、心から共感する」 姿勢で向き合うのが大切です。

大人から見ればささいなことに思えても、思春期の女の子本人にとっては、世界の終わりのように感じられるほど深刻な悩みである場合があります。

・友達関係
・自分の見た目や体つき
・成績

思春期の子どもの上記の悩みは、自己肯定感にも直結します。

娘が悩みを打ち明けてくれること自体が、親への深い信頼の表れ。その信頼に応え、「親に話してよかった」と思える体験をさせてあげることが重要です。

【思春期の子どもが悩みを打ち明けてくれたとき対応ステップ】
①まずは最後まで聞く
途中で口を挟まず、「うん、うん」と共感的に耳を傾ける
②気持ちを受け止める
「それはつらかったね」と、本人の気持ちに寄り添う
③必要に応じて状況を確認する
親の中で勝手に決めつけず、「もう少し詳しく教えてくれる?」と尋ねる
④本人の考えを尊重する
「あなたはどうしたいと思っているの?」と、本人の意向を確認する
⑤一緒に考える姿勢を示す
すぐにはアドバイスせず、「どうしたらいいか、一緒に考えてみようか」と寄り添う
⑥アドバイスは慎重に行う
親の経験談として「私だったらこう考えるかもしれない」という形で、押し付けにならないように伝える

娘が悩みを打ち明けてくれたら、「話してくれてありがとう」という感謝の気持ちを持って真剣に向き合いましょう。

「そんなこと気にする必要ない」「時間がたてば忘れるよ」といった安易な励ましや、「だから言ったじゃない」「あなたにも悪いところがあったんじゃないの?」といった頭ごなしの否定は、絶対にダメ。

子どもの心を深く傷つけ、「もう親には相談しない」と心を閉ざしてしまう可能性があります。

問題をすぐに解決すること以上に、「親は自分の気持ちを分かってくれる」「どんなときも味方でいてくれる」 と感じられる経験が、子どもの心の大きな支えとなり親子の絆を強めます

【先入観はNG】子どものよさや頑張っているところを認めて褒める


「女の子なんだからこうあるべき」「思春期はみんなこうだ」といった固定概念や先入観で思春期の子どもを見るのは避けましょう。

子どものありのままの感情や個性を否定することになるので、反発心や自己肯定感の低下につながります

私はこれまで1,800人以上の思春期の女の子と接してきましたが、全く同じ性格の子どもは1人もいませんでした。

思春期は、自分という存在に悩み自信を失いやすい時期。一人ひとりの個性と頑張りを具体的に認め、褒めることが大切です。

【親が心がけたい認め方と褒め方】
結果だけでなく過程を褒める
「難しい問題に粘り強く取り組んでいたね」「毎日の部活の練習、大変だけどよくやっているね」
具体的な行動を褒める
「弟に優しく教えてあげていてえらかったね、ありがとう」
本人の気持ちや興味関心を尊重する
「そのアニメ、面白いんだ!どんなところが好きなの?」
他の子と比較せず、その子自身の成長を認める
「前はできなかった〇〇ができるようになったね!」「前より10分早くなったね!」
様々な価値観があることを伝える
子どもが「女だから〇〇しちゃダメかな」と悩んでいる場合、「色々な考え方や生き方があるんだよ」と視野を広げる手伝いをする

「女の子だから」「思春期だから」というフィルターを外し、目の前にいる「あなたの大切な娘個人」のよいところや日々頑張っているところを、お母さん自身の言葉で具体的に伝えましょう。

親からの肯定的な言葉や承認は、自己肯定感を育むための心の栄養になります。

【お父さんを避ける】父親が思春期の娘と接する際のポイント


父親が思春期の娘と接する際のポイントに関する図解
思春期を迎えた娘との関係に、戸惑いや難しさを感じている父親は多いです。「最近、娘が口をきいてくれない」「どう接したらいいか分からない」と悩みを抱えていませんか。

思春期の女の子は、心も体も大きく変化するのでとてもデリケート。父親としての向き合い方のポイントは、以下の10個です。

・娘のご機嫌取りをしない
・娘にグイグイ近づかず、適切な距離感を保つ
・娘のプライバシーを尊重する
・偉そうにせず、娘と対等な関係を意識する
・娘に嫌なことを言われても感情的にならず、冷静に対応する
・娘が悪いことをしたらきちんと叱る
・自分が間違っていた場合、素直に非を認める
・娘と共通の話題を持つ努力をする
・妻(娘の母親)と仲良くする
・娘の前では清潔感を保つ

上記のポイントは、特別なことではありません。日々の少しの「意識」と「心構え」で実践できます。

子どもが成長したら、親子との関係性が変化するのは自然なことです。

寂しさや難しさを感じることもあるかもしれませんが、思春期は父と娘が「より深い信頼に基づいた関係」を築くチャンスでもあります。

娘とのコミュニケーションを見直し、娘から「かっこいいお父さん」「尊敬できるお父さん」と思われる存在を目指してください

思春期の子どもの成長にとっても、家族全体の幸せにとっても、かけがえのない財産となるはずです。

【思春期女子を完全攻略】学年別の女の子の特徴と接し方のポイント


学年別の女の子の特徴と接し方に関する図解
思春期の女の子と一言で言っても、心と体の成長スピードは一人ひとり全く違います。

小学校高学年、中学生、高校生と、それぞれのステージで特徴的な変化があり、親としてどう寄り添っていけばいいのか悩むことも多いでしょう。

子どもの学年ごとに見られる一般的な特徴と、親として心がけたい効果的な接し方のポイントを、元教師としての経験も踏まえながら具体的に解説していきます

タップで各見出しに直接移動できます。

【思春期の入口】小学校高学年の女の子の特徴と接し方のポイント


小学校高学年は、心も体も大人へと変化し始めるとてもデリケートな時期です。

まだ子どもらしい部分も残っているこの時期は、子どもの体の変化を前向きに伝えて安心させ、日々の愛情表現と自立支援をバランスよく行うことが大切です。

思春期の小学校高学年の女の子の特徴


・生理や胸のふくらみなどの急な変化に戸惑い、不安に感じる
・個人差が大きく、周りと比べて焦ったり恥ずかしがったりする
・親と少しずつ距離を取り始める
・異性への関心が少しずつ出てくる
・自分でできることを増やしたい気持ちが芽生える
・父親を避け始める

体つきがすっかり女性っぽくなる子もいれば、まだほとんど変化が見られない子もいて発育の差が目立ちます。

初潮を迎えることで「大人の体になった」という自覚や自立心が芽生える時期です。

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小学校高学年の女の子への親の接し方のポイント4選


思春期の体の変化について事前に伝える
・初潮について
・胸のふくらみについて
・下着の選び方や生理用品について
自然なスキンシップで、子どもの心の不安定さを和らげる
・肩に触れる
・握手する
・ハイタッチする
子どもの「やりたい」気持ちを尊重し、できることを任せてみる
・自分の持ち物の管理をさせる
・学校の準備を任せる
・皿洗いや洗濯物たたみ、ちょっとした料理など簡単な家事を任せる
父親には母親から情報を共有する
・「最近体の変化とかで気持ちが不安定だから、そっと見守ってくれると嬉しいな」
・「娘なりに頑張ってるみたいだよ」

小学校高学年までに親子で体のことについて話せる関係を築いておくことが、これから訪れるさらなる変化や悩みを親子で乗り越えていくための大切な土台となります。

学校の保健体育の授業で学ぶ機会はありますが、母親自身の経験も交えながら生理用品の使い方や体の変化について話してあげるのがおすすめです。

「恥ずかしいことじゃないんだよ」「心配なことがあったらいつでも聞いてね」と、オープンに話せる雰囲気を作ってあげてください。プライベートな悩みだからこそ、一番身近な母親に相談したいと思っている子どもが多いです。

小学校高学年の女の子は、少しずつ親と距離を取りたがりますが、まだまだ親からの愛情を必要としています。「おはよう」「おかえり」のあいさつはもちろん、自然なスキンシップで子どもの心を安心させてあげましょう

一方、体の変化が進むにつれて子どもは父親を避けがちになります。母親から父親へ娘の状況を具体的に伝えることで、父親も過干渉にならず適切な距離感で見守れますよ。

【反抗期まっただ中】中学生の女の子の特徴と接し方のポイント


中学生は思春期・反抗期のピークだという図解
中学生は、多くの場合思春期・反抗期のピークを迎える時期です。

親に対して強く反抗したり、自分の世界に閉じこもったりすることが増え、親にとっては最も対応が難しいと感じる時期かもしれません。

この時期は、「干渉しすぎず、放任しすぎず」の絶妙な距離感を保ちながら、子どものプライバシーと自主性を尊重し、見守る姿勢が何よりも重要になります。

思春期の中学生の女の子の特徴


・口答え、無視、舌打ちなど、反抗的な態度が顕著になる
・親からの干渉(質問攻め、部屋への無断入室など)を極端に嫌う
・家族と過ごす時間が減り、自分の部屋にこもることが多くなる
・友達との関係を最優先にする
・異性を強く意識し始め、恋愛に関心を持つ子も増える
・ファッションやメイク、ヘアスタイルに興味を持つ
・SNSへの依存やネットトラブルが増える
・理由もなくイライラしたり、落ち込んだりと感情の変化が激しい
・「誰も分かってくれない」という孤独感や、「自分はダメだ」という劣等感を抱えやすい
・勉強に力が入らず、成績が下がりやすい
・学校生活への不満やストレスから、不登校や非行などの問題行動につながるリスクも高まる
>> 令和5年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要

第二次性徴が本格化し、異性への関心が高まる一方で、ホルモンバランスの影響で情緒が不安定になりがちです。

「大人として扱ってほしい」という自立心と、「まだ親に頼りたい」という依存心の間で揺れ動き、自分でも感情をコントロールできずにイライラしたり、親に反発したりすることが増えます

部活動や友人関係など、親の知らない世界も広がります。物理的にも心理的にも親と距離を置こうとしますが、自立に向けて立派に成長している証拠。過度に心配する必要はありません。

中学生の女の子への親の接し方のポイント5選


子どものプライバシーを尊重する
・部屋に入る前に必ずノックする
・スマホや持ち物を勝手に見ない
・友人関係や学校のことを追求しない
適度な距離感で見守る
・「おはよう」「おやすみ」などの基本的なあいさつは続ける
・食事を一緒に取るなど、一緒に過ごす時間を大切にする
・干渉しすぎず放任しすぎず、子どもの変化を見守る
最低限のルールは守らせる
・「休日は化粧やヘアメイクOKだけど、平日はダメ」のようなルールを家族で決める
・スマホの使用時間のルールを家族で決める
・お小遣いやお金の使い方について家族で話し合う
・ルールを守れなかった場合のペナルティも設ける
・ルールやペナルティは一方的に決めず、必ず子どもと決める
・ルールを守らなかった場合は、約束通りのペナルティを与える
SOSのサインを見逃さない
・食欲不振、不眠、引きこもりなど、普段と違う様子に注意する
・「いつでも話を聞くからね」と寄り添う姿勢を見せる
・「女なのに」という固定概念は捨てる
笑顔で穏やかに接する
・子どものイライラに感情的に反応しない
・親子ゲンカを翌日に引きずらない
・子どもの反応がなくても、笑顔で声かけをする

大切なのは、子どもの世界を尊重し、適度な距離で見守ること。そして、「いつでもあなたの味方だよ」というメッセージを伝え続けることです。

大変な時期ですが、高校生になる頃には落ち着き始めることが多いです。

親子関係を壊さずにこの時期を乗り越えられるよう、穏やかに粘り強く関わっていきましょう。

SNSに依存したり、ネットいじめやフィッシング詐欺、SNSにアップロードした写真から住所や学校がバレてストーカー被害にあうなどのネットトラブルが増えたりします

子どもの心と体を守るために、スマホのフィルタリングはもちろん、ネットトラブルにあった後の備えもしっかりしておきましょう。

【大人の手前】高校生の女の子の特徴と接し方のポイント


高校生の女の子の特徴と接し方に関する図解
高校生になると心身ともに大人へと大きく近づき、反抗的な態度が落ち着いてくる子どもが多いです。

一方、進路や就職などの自立へのプレッシャーから、新たな形で親子関係の難しさに直面するケースもあります。

高校生の娘とは、「1人の大人」として尊重する意識を持って接することが重要です。対等な立場で接しながら、子どもの自己決定をサポートしていきましょう

思春期の高校生の女の子の特徴


・激しい反抗や親へのあからさまな無視などは、減る傾向にある
・ファッションやメイク、ヘアスタイルなどについて、SNSの影響を受けやすくなる
・精神的に安定し、自分の感情をコントロールできるようになってくる
・興味や関心によって、部活や勉強、趣味、アルバイトなどに積極的に取り組む
・「自分らしさ」や「将来やりたいこと」について真剣に考え始める
・大学進学や就職などの重要な進路選択があり、プレッシャーや不安を感じやすい
・大人になることへの漠然とした不安を抱えることがある
・親を絶対的な存在ではなく、1人の人間として客観的に見るようになる
・対等な立場で議論したり、アドバイスを求めたりすることがある

大人への階段を上り始めた高校生。高校生は、体つきも考え方も大人に近づき、精神的なバランスが取れてくる時期です。

部活動、勉強、ファッション、アルバイト、恋愛など、自分の興味関心から活動範囲を広げ、社会との接点も増えていきます。その中で、自分自身の個性や価値観を確立しようと努力するのが特徴です。

高校生の女の子への親の接し方のポイント6選


1人の大人として尊重する
・子どもの意見や考えにしっかりと耳を傾ける
・服装やメイクは、ルールやマナーから外れない限り本人の自主性を尊重する
進路に向けた子どもとの対話を大切にする
・進路選択は親の価値観の押し付けではなく、本人の希望や適性を尊重して一緒に考える
・「~はどう思う?」「~という選択肢もあるよ」といった提案型のコミュニケーションを心がける
よき相談相手・サポーターに徹する
・子どもの夢や目標を応援し、必要な情報提供を行う
・失敗や挫折を経験したときは寄り添い、次につながるよう励ます
最低限のルールは伝え続ける
・門限や飲酒・喫煙の禁止など、人として守るべきことは毅然とした態度で伝え続ける
・金銭感覚や責任感についても、社会に出る準備として話す機会を持つ
SNSへの依存やネットトラブルに注意する
・スマホの使用時間のルールを家族で決める
・お小遣いやお金の使い方について家族で話し合う
・ルールを守れなかった場合のペナルティも設ける
・ルールやペナルティは一方的に決めず、必ず子どもと決める
・ルールを守らなかった場合は、約束通りのペナルティを与える
親も子どもを頼ったり謝ったりする姿勢を持つ
・スマホの操作など子どもの方が詳しいときは教えてもらうなど、対等な関係性を意識する
・親が間違っていたら素直に謝ることで、子どもも心を開きやすくなる

高校生は、心身ともに大人へと大きく近づき、自立への道を歩み始める重要な時期です。

親は子どもを1人の人間として尊重し、自己決定をサポートする「伴走者」としての役割にシフトしていくことが求められます。

干渉しすぎず放任でもない、信頼できる対等な関係性を築くことを目指しましょう。子どもは、安心して自分の未来へ向かって羽ばたいていくことができます。

SNSへの依存や、ネットいじめやフィッシング詐欺、SNSにアップロードした写真から住所や学校がバレてストーカー被害にあうなどのネットトラブルには要注意。

子どもの心と体を守るために、ネットトラブルにあった後の備えだけはしっかりとしておきましょう。

【娘に彼氏ができた】思春期の女の子の恋愛への親の関わり方4選


思春期の男の子の恋愛への親の関わり方に関する図解
中学生や高校生になると、子どもに初めての彼氏ができるかもしれません。

「好きな人ができた」「彼氏ができた」と打ち明けられたら、親としては嬉しい反面、心配や戸惑いを感じるのが正直なところですよね。「まだ早いのでは?」「悪い影響はないかしら……」「性についてはどう教えたらいいの?」など、悩みは尽きません

まず大切なのは、頭ごなしに恋愛を否定せず、基本的には温かく見守ること。そして、娘の安全を守るための最低限のルールを一緒に考え、性についてもオープンに話せる関係を築くことです。

思春期の子どもが恋愛に興味を持つのは、自然なこと。思春期の恋愛は、子どもが他者との関係性を学び、精神的に成長するための貴重な経験です。

親が一方的にお付き合いを禁止したり、心配しすぎたりしてはいけません。親に隠れて行動したり、悩みを1人で抱え込んだりしてしまう可能性があります。

子ども自身が自分を守りながら成長していけるように導くことが、親としての大切な役割です。タップで各見出しに直接移動できます。

娘の恋愛を否定しない


娘から「好きな人ができた」「彼氏ができた」といった話が出たら、「へえ、素敵な人がいるんだ」「どんなところに惹かれたの?」と、興味を持って尋ねてみてください

たとえ子どもが恥ずかしがって多くを語らなくても、「恋愛に興味を持つのは自然なことだよ」「お母さんもあなたと同じくらいの頃、ドキドキしたな」と共感するだけで大丈夫。

「恋愛について親に話しても大丈夫なんだ」という安心感を、子どもに与えられます。

・まだ早いわよ!
・勉強に集中しなさい!
・中学生で彼氏なんて許さない!

上記のように頭ごなしに否定するのは絶対にダメ。子どもは「お母さん(お父さん)には分かってもらえない」と感じ、恋愛の話はもちろん他の悩みも打ち明けてくれなくなります

「親に言うと別れさせられるから」と、親に隠れてこそこそ恋愛をするように……。

親の知らないところで子どもが1人で悩んだり、間違った情報に惑わされたりするリスクも高まります

まずは子どもに「親は自分の味方だ」と認識してもらい、親が子どもにとって「安心できる話し相手」になること。これが、これから始まるかもしれないもっとデリケートな性の話をしていく上での、信頼関係の土台になります

交際の最低限のルールは伝える


交際を応援するからといって、放任して良いわけではありません。門限や外泊、相手の家に行くときのマナーなど、家庭でのルールは事前に話し合っておきましょう

・遅くとも〇時には帰ってくること
・相手の家族に失礼のないように挨拶すること
・夜遅くに人気のない場所には行かないこと
・相手の家族と旅行に行く場合は、必ず事前に相談すること
・個人情報やプライベートな写真をむやみに送らないようにすること

親子で決めたルールは、子どもを危険から守る盾になるだけでなく、自分の行動に責任を持つことや、相手を尊重することの大切さを学ぶよい機会にもなります。

ルールを決めておくことで、相手の親からの連絡や万が一のトラブルにも冷静に対応できます。

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自己防衛や性的同意について伝える


恋愛の話と切り離せないのが、「性」に関する話題です。

娘が自分自身を大切にし、将来にわたって健全な人間関係を築けるように、親として正しい知識と「性的同意」の考え方を伝えることが非常に重要です。
*性的同意とは、性的な行為を行う前に、関わる人全員が明確に積極的に自由な意思で「はい」と合意すること

あなたの体は、あなただけの大切な宝物だよ誰にも、たとえ大好きな彼氏であっても、あなたが『嫌だ』『まだ早い』と感じることを無理強いされる必要はないんだよ自分の気持ちを1番大切にしていいんだからね。」

上記のように、子どもの年齢や理解度に合わせて具体的に伝えましょう。

家庭で行う性教育は、難しいと感じるかもしれません。しかし、自己防衛や性的同意について伝えることは、娘が自分と相手を尊重してさまざまなリスクから身を守るための、親から贈る大切な「お守り」です。

ためらわずに、愛情を持って伝えましょう。

>> 【子ども向けの性教育の本】思春期の女の子が1人で読め、親子で読めば会話が広がる本8選を先に見てみる

彼氏を親に紹介させる機会を作る


娘に特定の彼氏ができたら、親と彼氏が顔を合わせて話す機会を設けてもらうと安心です。

・「娘はどんな子と付き合っているのだろう」という漠然とした不安がなくなる
・「親にあいさつをした」のがいい意味でプレッシャーになり、彼氏が娘に対してより誠実な態度で接してくれるようになる
・何か困ったことが起きたときに、娘が親に相談しやすくなる

娘の彼氏と顔を合わせるのには、上記のようなメリットがあります。

「機会があれば○○君にも挨拶したいな」と伝え、無理強いはせずタイミングを待ちましょう。

大切なのは、子どもの気持ちを尊重すること。「絶対に連れてきなさい!」というような強制的な言い方は避け、「いつでも歓迎するよ」という姿勢が大切です。

実際に娘の彼氏と会うことになったら、根掘り葉掘り質問攻めしてはいけません。「娘と仲良くしてくれてありがとう」という感謝の気持ちを伝え、穏やかな雰囲気であいさつする程度にとどめましょう。

【元教師が解説】思春期の女の子への家庭での性教育


思春期の女の子を育てる上で、多くの保護者の方が戸惑うのが「性」に関する問題ではないでしょうか

特に父親にとっては、娘と性の話をするのはハードルが高いと感じるかもしれませんね。しかし、性は子どもの心と体の成長に深く関わる大切なテーマです。

親として思春期の女の子への性教育にどのように関わっていけばよいのか、そのポイントを具体的にお伝えします。

タップで各見出しに直接移動できます。

女の子への性教育は小学校4年生頃に行うのがベター


小学校4年生頃になったら、母親は生理用品の使い方や月経周期のことを教えてあげましょう

学校での指導もありますが、プライベートな悩みは母親に相談したい子も多いです。

思春期は性への関心が急速に高まる時期。正しい知識がないままインターネットの誤った情報に触れてしまうと、間違った性知識を身につけたり、トラブルに巻き込まれたりする危険性があります

そのため、家庭でのフォローが非常に重要になります。

【母親が行うのが理想】思春期の女の子への性教育


思春期の女の子の性教育は、母親が行うのが理想です。

母親自身の思春期の経験談を交えながら「お母さんもあなたくらいのときは○○で悩んだよ」と女性目線でアドバイスできるのがメリット。

・生理用品の種類や使い方
・発育に応じた下着の選び方
・ムダ毛の処理

上記のような女の子からすれば父親には話しにくい内容も、同性である母親には相談しやすいです。

「こういう種類があるんだよ」「こんな感じで選べばいいんだよ」と具体的に教えてあげましょう。

ムダ毛の処理について子どもに聞かれたら、「お母さんはこんな感じだよ」と事実を伝えれば大丈夫です。

・今気になっているシェーバーとかあるの?
・お母さんがいい感じのやつ買ってあげようか?
・今度の休みにどんなやつがいいか一緒に見に行く?

このような声かけをして一緒に選ぶのも良いですし、何も言わずにそっと風呂場に子ども専用のシェーバーを置いておいてあげるのも良いでしょう。

子どもの性的な話題に誠実に答えることが大切


日本では家庭で性の話をするのはタブー視されがちですが、思春期の子を持つ親としては適度にオープンな姿勢も必要です。

親が性の話題をタブー視してしまうと、子どもは疑問や悩みを抱えても親に相談できなくなります。その結果1人で抱え込んだり、間違った情報に頼ったりする可能性があります。

思春期の女の子の恋愛や性に関する親の役割は、正しい知識と人として大切な倫理観を伝え、危険から守ること。

・相手への思いやり
・責任感
・同意の大切さ
・自分自身を守るための知識

上記のことについて、家庭で話せる機会を作ってみてください。無理強いせず、見て見ぬふりもしない。オープンな姿勢で、思春期の娘の心と体の成長をサポートしていきましょう。

【シングルファーザーの場合】信頼できる女性に相談


異性である父親に対して、生理や下着などの話はしたくないという女の子は多いです。父親自身も、自分が経験していないことに関して子どもに話をするのは難しいですよね。

シングルファーザーの場合は、必要に応じて学校の養護教諭や娘の叔母などの信頼できる女性にサポートを頼むとよいでしょう。

信頼できる女性にサポートしてもらう以外には、以下のような方法があります。

・下着ブランドの公式サイト上にある、子ども向けの「ブラジャーの選び方」や「生理用品の使い方」などの動画を活用する
・子ども向けの性教育の本を活用する
・Flo(フロー)やルナルナなどの思春期の女の子向けアプリを導入する

ワコール公式Youtubeより引用

Floのアプリインストール画面
ルナルナのアプリインストール画面
これらを組み合わせることで、思春期の女の子がより安心できるサポートになります。父親からしても、面と向かって話さなくてもよくなるので、娘への性教育のハードルがかなり下がるでしょう。

思春期を迎える娘の安心のために、ぜひ上記の方法を活用してみてください。

【元教師おすすめ】思春期の女の子が1人で読める性に関する本8選


私がおすすめする本は、以下の8冊です。思春期の女の子が1人で読んでも戸惑わず、親子で読めば会話が広がるような本を厳選しました。

書名形式主なテーマ特徴
マンガでよくわ
かる13歳までに
伝えたい女の子
の心と体のこと
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生理とは
恋愛
心と体の変化
男の子の体
妊娠
思春期について広く学べる
男の子の体について学べる
生理だいじょうぶ
ブック 産婦人科
医 宋美玄先生の
[ 宋 美玄 ]

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マンガ

コラム
生理痛
生理用品の選び方
生理用品の使い方
生理についてのQ&A
心と体の変化
LGBT
産婦人科監修で信頼できる
1冊で生理の悩みが解決する
おとなも子ども
も知っておき
たい新常識
生理のはなし
[ 高橋 怜奈 ]

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マンガ

コラム
生理痛
生理用品の選び方
生理についてのQ&A
妊娠・出産
避妊
婦人科の病気
更年期
小学生の避妊について学べる
1冊で生理の悩みが解決する
15歳までの女の
子に伝えたい
自分の体と心
の守り方
[ やまがたてるえ ]

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(2025/4/25 14:48時点)
解説

イラスト

コラム
生理についてのQ&A
心と体によい衣食住
前向きな心の育て方
恋愛
性感染症
命の尊さ
体に優しい衣食住が学べる
心のセルフケアが学べる
増補改訂版
思春期女子の
からだと心
Q&A
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Q&A

図解
産婦人科とは
生理痛
生理についてのQ&A
避妊と妊活
性感染症
LGBT
300以上のQ&Aがある
データが豊富で分かりやすい
生理って
なあに?
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絵本初潮の仕組み
生理の心構え
低学年でも読みやすい
初潮に特化した内容である
女の子の体
一生ブック
産婦人科医
宋美玄先生の
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図解
生理とは
体の変化
恋愛
仕事と妊娠・出産
更年期
産婦人科監修で信頼できる
女性の一生について学べる
マンガでわかる
思春期のわが子
と話したい性の
ことジェンダー
、人権、防犯、
いのち。これ
みんな性教育
です
[ 直井 亜紀 ]

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解説

マンガ
性教育のポイント
体の変化
生理とは
自慰
男女平等とジェンダー
恋愛・防犯
親向けの解説が多い
性教育のポイントが分かる


とりあえず1冊購入してみたいという人は、漫画で読みやすく性について幅広くまとめられている「13歳までに伝えたい女の子の心と体のこと」がおすすめです。

マンガでよくわかる  13歳までに伝えたい女の子の心と体のこと [ やまがた てるえ ]

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生理用品の選び方から使い方まで医学的に正しく教えたい人は、産婦人科監修で信頼でき、1冊で生理の悩みが幅広く解決できる「生理だいじょうぶブック」がおすすめです。

生理だいじょうぶブック 産婦人科医 宋美玄先生の [ 宋 美玄 ]

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小学生のうちから避妊や妊娠について学ばせたい人は、小学生の恋愛や避妊について学べる「おとなも子どもも知っておきたい新常識 生理のはなし」がおすすめです。

おとなも子どもも知っておきたい新常識 生理のはなし [ 高橋 怜奈 ]

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思春期真っただ中の娘に心の育て方を含めた性教育をしたい人は、心のセルフケアについて学べる「15歳までの女の子に伝えたい自分の体と心の守り方」がおすすめです。

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性に関する幅広い疑問に対する知識を身につけたい人は、300以上の質問に対してデータ付きで専門家が答えている「思春期女子のからだと心Q&A」がおすすめです。

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低学年の子どもに優しく生理についての知識を教えたい人は、絵本形式で整理に関する不安を解消できる「生理ってなあに?」がおすすめです。

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将来の妊娠や更年期まで見据えた、一生役立つ知識を娘に学ばせたい人は、人生のステージ別の女性の体やライフスタイルについて学べる「女の子の体 一生ブック」がおすすめです。

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親目線の性教育に関する本を探している人は、性に関する対話の具体例や性教育のポイントについて学べる「マンガでわかる思春期のわが子と話したい性のこと」がおすすめです。

マンガでわかる 思春期のわが子と話したい性のこと ジェンダー、人権、防犯、いのち。これみんな性教育です [ 直井 亜紀 ]

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【Q&A】思春期の女の子への接し方に関するよくある質問5選


思春期の女の子への接し方に関するよくある質問
思春期の女の子の子育てについて、よくいただく質問にお答えします。タップで各見出しに直接移動できます。

中学生の娘が全然口をきいてくれませんが、どうコミュニケーションを取ればいいですか


著者の答え
無理に話をさせようとしないことが大切です。

・おはよう
・いってらっしゃい
・おかえり
・おやすみ

上記のようなあいさつを続け、日常の中で「親に見守られている」安心感を与えましょう。

たとえ親子の会話がなくても、穏やかに接するのも重要。本人が話したいタイミングを待ち、「いつでも聞くよ」という姿勢を示してください。

来る者拒まず、去る者追わずのイメージです。子どもがふと話し出したときは手を止めてしっかり耳を傾け、「そうなんだね」と受け止めてあげてください。

焦らずとも、何かあれば必ず親を頼る時が来ます。その時にしっかり聞いてあげれば十分です。

「話さない=信頼されていない」ではなく「今は1人になりたい時期」と捉えて見守りましょう。

娘の反抗的な態度にイライラしてしまうのですが、上手な叱り方はありますか


著者の答え
怒鳴ったり感情的に叱ったりするのは逆効果です。

叱り方のコツは、以下の5つです。

・ポイントを絞る
・叱る理由や背景を説明する
・子どもの人格を否定しない
・子どもの良いところを伝える
・叱った後はフォローの声かけをする

叱るときはポイントを1つか2つに絞り、毅然とした態度で冷静な口調で伝えましょう。
*毅然とした態度とは、物事に動じず、強い意志を持って主張や立場を貫く態度

夜遅く帰るとお母さんは心配で眠れないから、約束の時間は守ってほしい。」

上記のように、必ず理由や背景も説明します。人格は否定せず、行為だけを注意しましょう

叱るときは、「お母さんは〇〇で悲しい(うれしい)」のようにアイメッセージを使うと子どもの心に響きます。
*アイメッセージとは、「私」を主語にして伝えることで、相手に配慮しながら自分の気持ちや考えを伝えるコミュニケーションのこと

〇〇ですごく優しいところがあるからこそ、✕✕するのはもったいないよ。」

上記のように、子どもの良いところを伝えながら叱るのも効果的ですよ。

叱った後は必ずフォローの声かけをしましょう。

ごめん言い過ぎたかもしれないねあなたが心配だから、ついお母さん熱くなっちゃった。」

上記のように本心を伝えると、子どもも理解しやすくなります。もし感情的に怒ってしまったら、親であっても自分から謝る勇気を持ちましょう

娘がスマホに夢中の場合、使用時間は制限すべきですか


著者の答え
ルール作りは必要ですが、一方的に制限するのは逆効果になります。

子どもと話し合い、お互いが納得できるルールを決めるのがおすすめです。

テスト期間中は夜〇時以降はスマホの電源を切る」などのルールを、なぜそのルールが必要か理由も説明しつつ決めると納得感が生まれます

スマホそのものを悪者にせず、「勉強や睡眠も大事だからバランスを取ろうね」と伝えましょう。

また、「スマホはリビングで充電する」「勉強はリビングで行う」などの物理的な工夫も効果的です。

「何をそんなに見てるの?Youtube?インスタ?お母さんもSNSに興味があって」と穏やかに聞き、娘のSNSの世界を理解しようとする姿勢も大切。

場合によっては有害なサイトやトラブルの可能性もあるので、「困ったことが起きたらすぐ相談してね」と伝えておきましょう。フィルタリングや何かあった後のネットトラブル対策も有効です。

制限は必要ですが頭ごなしではなく、娘の自主性と安全を両立させるルール作りで対応しましょう。

親も一緒にスマホのルールを守り、「お互い気をつけよう」と協力する姿勢を見せると、子どもも反発しにくくなります。

娘が友達関係のトラブルで落ち込んだときは、どうすべきですか


著者の答え
以下の5つのポイントを押さえましょう。

・まずは話をよく聞く
・子どもの気持ちに寄り添う声かけをする
・過度な介入や過干渉に注意する
・必要に応じて学校の先生に相談する
・家庭を子どもが安心できる場所にする

子どもが悩みを打ち明けてくれたときは、しっかりと話を聞いて事実を冷静に把握することが大切です。子どもが話している途中で口を挟むのはやめましょう。

まずは、一通り最後まで話を聞くことが大切です。アドバイスや励ましよりも、子どもの気持ちを受け止める姿勢が信頼に繋がります。

「友達なんていなくても大丈夫」「そんなこと気にしなくていい」といった言葉は、思春期の子どもには響きません。

友達関係は、思春期の子どもの学校生活の過ごしやすさに大きな影響を与えます。安易な励ましや否定は避けましょう。

・それは大変だったね
・嫌な思いをしたね
・お母さんはいつもあなたの味方だからね
・困ったときは相談していいんだよ
・あなたを守るのがお母さんの仕事だから

上記のように、子どもの気持ちに寄り添う言葉と安心感を伝えることが大切です。

学校での友達関係のトラブルは、基本的に親が主体的に介入しない方がいいです。事態が悪化する危険性があります。

子どもたち同士で解決できそうな場合は見守り、問題が大きそうならすぐに担任の先生に連絡を取って解決に向けて指示を仰ぎましょう。

思春期で勉強しなくなり成績が落ちたのですがどうすればいいですか


著者の答え
頭ごなしに「勉強しなさい!」と言うのは逆効果です。

まずは、以下を参考に子どもの状況を把握しましょう。

・学校の先生に授業中の様子を聞く
・どの教科でつまずいているのか子どもと話し合う
・どのあたりの内容からつまずき始めたのか子どもに確認する
・自力で苦手科目の復習をするのが難しい場合、塾や家庭教師の力を借りる

元教師で現在塾を経営している私の経験では、親や学校の先生に言われると反発しても、塾の先生からなら素直に聞き入れる子どもも多いです。

勉強の目的やメリットを一緒に考えるのも効果的

例えば「将来自分の夢を叶えるために必要だよ」「好きな〇〇についてもっと知るために勉強してみたら?」など、子どもの関心に結び付けます。

勉強は、とにかくスモールステップが大切。今日は教科書を机に出せたね」「今日は問題集を開けたね」と、本当に小さなことでも子どもを認めてしっかり褒めましょう。

元教師として私がおすすめなのは、ゲーミフィケーション
*ゲーミフィケーションとは、ゲームに使われるような楽しさや競争といった要素を勉強や仕事に応用し、ゲームのような楽しさを作り出すこと

時間内に宿題を終わらせたら10ポイント300ポイント消費で今月のお小遣い1,000円UP!

上記のような、頑張ったときや目標を達成したときのご褒美も用意しておきましょう。


それでも難しい場合は、塾や家庭教師の力を借りるのも一つの手です。第三者に任せることで、親子の衝突を避けつつ勉強習慣をつける作戦も検討してみてください。

>> 【元教師が解説】定期テストが20〜30点の子どもに60点取らせるための勉強法
>> 【元教師が解説】思春期の中学生が全然勉強しない理由13選!やる気スイッチの押し方とは

思春期の女の子への接し方に悩む人におすすめの本8選


書名形式主なテーマ特徴
女の子の「自己
肯定感」を高め
る育て方
思春期の接し方
が子どもの人生
を左右する!
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思春期の女の子とは
自己肯定感を上げる接し方
自己肯定感を下げないコツ
親が受け入れるべきこと
女子校で44年間生
徒と向き合ってき
た校長先生が解説
思春期の女の子
が親に求めてい
ること
[ 中野日出美 ]

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(2025/4/26 09:02時点)
ケーススタディ女の子の心と体の悩み
友達関係
勉強のストレス
3,000組以上の親
子を見てきた心理
セラピストが解説
思春期の子に、
本当に手を焼い
たときの処方箋
33
[ 土井 高徳 ]

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(2025/4/18 12:34時点)
ケーススタディ

チェックリスト
思春期の子どもの気持ち
接し方のテクニック
100人以上の青少
年の里親としての
経験をもとに解説
思春期の女の子
の育て方
【電子書籍】
[ 江藤真規 ]

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ケーススタディ

対談
学校生活と勉強
女の子の問題行動
思春期の女の子の気持ち
コミュニケーション
親の心に関すること
母親と教師の2つ
の立場から思春期
を解説
ウチの子、最近
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[ 道山ケイ ]

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会話例豊富な
ハウツー本
イライラしない方法
接し方のテクニック
元中学校教師の経
験から思春期の子
育てを解説
母親が知らない
とツライ「女の
子」の育て方
[ 江藤真規 ]

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学校生活と勉強
母親ならではの関わり方
女の子の褒め方と叱り方
娘2人を東大現役
合格へ導いた教育
コーチングのプロ
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子どもの気持ち
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が解説

思春期の娘への距離感や接し方に悩んでいる人は、娘の自己肯定感を高めるためのケース別の声かけについて学べる『女の子の「自己肯定感」を高める育て方』がおすすめです。

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娘の本音が分からず戸惑っている人は、モヤモヤを言語化して説明してくれる『思春期の女の子が親に求めていること』がおすすめです。

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娘の暴言や物に当たる行動に悩んでいる人は、今日から実践できる33個の思春期の子どもへの接し方のテクニックが載った『思春期の子に、本当に手を焼いたときの処方箋33』がおすすめです。

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まとめ


思春期の女の子への接し方のまとめに関する図解
思春期の娘との関係に戸惑い、「昔はあんなに素直だったのに……」と寂しさや不安を感じている人も多いでしょう。

子どもの言葉づかいが荒くなったり、避けられたり、突然彼氏を家に連れてきたり……。その一つひとつに、あなたの心が揺さぶられるのは当然のこと。

子どもの反発や無視は自立しようともがいている証であり、一過性の嵐のようなものです。

・親が感情的に叱ると子どもは心を閉ざすので、笑顔で穏やかに接して家庭が「安心できる基地」だと示す
・子どもが話しかけてきたらどんなに忙しくても手を止め、体を向けて真剣に耳を傾ける
・子どもの自主性を尊重し、過干渉にならないよう「信じて見守る」スタンスで接する
・子どもの悩みは真剣に受け止め、「つらかったね」「大変だったね」と共感する
・努力の過程や日々の小さな頑張りを具体的に言葉にして認め、褒めることで、子どもの自己肯定感は上がる
・娘が父親を避けるのは自然なことなので、無理に近づかず子どものプライバシーを尊重する
・思春期の娘には清潔感のある父親が好まれるので、服装や見た目など「かっこいい」父親象を目指す
・娘の恋愛は頭ごなしに否定せず見守るが、門限などのルールや自分を守るための「性的同意」の重要性は、きちんと伝える
・性に関する話題をタブー視せず、本を活用しながら正しい知識や命の大切さを伝える
・成績低下には原因があるので原因を追求し、小さな目標設定と具体的な声かけで、勉強に対する意欲を引き出す

嵐の中心にいて1番悩み苦しんでいるのは子ども自身。

たとえ今はそっけなくても、あなたの温かい眼差しは子どもに届いています。子どもは、ちゃんとあなたのことを見ています。

自立と依存の間で悩む娘を、心から支えられるのはあなただけです。愛情と冷静さを持って温かくサポートしていきましょう。

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