中学生が親の財布からお金を取る6つの理由と1発で効果が出る対処法

親のお金を盗む中学生のこども対処法財布の中身を確認してみると、1000円足りない気がする。多分子どもが犯人だけど証拠がない

どうすべきか悩んでいるうちに、今度は2000円が盗まれた。

おそらく子どもがお金を盗んでいるのだけど、断定できないからどのように注意したら良いのか分からない

中学生で反抗的な子どもに対し、盗んだ「かも」というだけで叱るのは…。中学生の子どもがお金を盗んでも、なかなか注意できず放っておいてしまう方も多いです。

しかし、子どもが親のお金を盗んだ「かもしれない」ときは、早めに対処する必要があります

中学生の子どもが盗みを行う場合、非行だけでなくいじめなどさまざまな可能性があるからです。

今回は、保護者の方から実際に受けた相談から、親のお金を盗む中学生の子どもへの対応について見ていきたいと思います。

この記事から分かること

・親の財布からお金を取るのをやめさせる方法

・中学生の子どもが親の財布からお金を取ってしまう理由

・子どもがお金を取ったら学校に相談すべき理由

この記事を読めば、家庭内での子どもの金銭トラブルを防ぐ方法が分かります。

結論を言ってしまうと、子どもが親の財布からお金を取る場合は大げさな家族会議を開きます。

「セコムに入ってもらい、家の中に防犯カメラをつけてもらった」「警察に被害届を出してパトロールを強化してもらった」

このような「もっともらしい嘘」を真剣に話すことで、子どもを叱ることなく金銭トラブルを予防できます。子どもの金銭トラブルを防ぐ具体的な方法やお金を盗む理由が知りたい人は、ぜひ最後まで読んでください。

まつい けいすけ(著者)の実績
  • ・文系→中学理科の教員採用試験に一発合格
  • ・不登校〜難関校志望の生徒対象の塾を経営
  • ・毎年150件以上の教育相談に対応

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【中学生の子どもが財布からお金を取る】40代ママからのご相談


40代ママからのご相談
ご相談内容
私には、中学2年生の子ども(男の子)がいます。その息子についての相談です。

1ヶ月ほど前、買い物中に財布を確認すると、1000円札が足りなくなっていました。丁度その前日に5000円札を両替したので間違いありません。

おかしいなと思いましたが、どこかに落としたのかもしれないのでそのまま放置していました。しかし、その2週間後にまたお金がなくなっていました。金額は同じ1000円です

さすがにおかしいので、夫に相談し財布をこれまでのカバンとは違うところに管理するようにしました。すると、今度は私ではなく主人の母の財布からお金が盗まれました。金額は2000円です。

ウチは、私と主人と主人の母と中学生の息子の4人家族です。状況からして、お金を盗んだ犯人は中学生の息子です。

しかし、盗んだ現場を見たわけではないので証拠がありません。また、息子は中学生になってから家族に反抗的になり、最近では会話もほとんどありません。

息子は、これまでいわゆる非行と呼ばれるようなことは全く行ってきませんでした。なので、非行の始まりなのか、なにか悪いことにお金を使っているのかとモヤモヤしています。

このような時、どうすれば良いでしょうか。親のお金を盗む思春期の息子への対応について教えて下さい。

【効果抜群】親の財布からお金を取る中学生の子どもへの対処法


親の財布からお金を取る中学生への対処法は、大げさな家族会議を開くことです。

今回の相談のポイントを整理します。

・子どもがお金を盗んだ証拠はない

・状況からして犯人は中学生の息子である

・家族には反抗的だが、非行はしていない

・まだ子どもは叱っていない

具体的に見ていきましょう。

大げさな家族会議を開く


大げさな家族会議を開く
子どもが親のお金を盗んだ「かもしれない」ときは、早めに手を打つ必要があります。

しかし、子どもを問い詰めてお金を取り返そうとしてはいけませんよ。これは、絶対NGな指導です。

証拠がないのに無理やり問い詰めても、「知らない」「やっていない」でシラを切られてしまいます。

子どもがいじめられてお金を持ってこさせられている場合でも同じです。高圧的な態度で怒ってしまっては、悩んでいても親に相談することができませんね

それでは、どのように対策を取れば良いのでしょうか。

子どもは、お金を盗むことは悪いことだと分かっています。大げさな家族会議を開きましょう。

子どもに「してはいけないことをしてしまった」と思わせるとともに、再発防止になるからです。

家族会議の例とポイント


家族会議の例とポイント
家族会議では、注意喚起と再発防止につながる話をするようにしましょう。このような感じです。

実は、今月に入ってから何回かお母さんの財布からお金が盗まれる事件が起きています。

家の外ではお母さんがしっかりお金は管理しているから、家の中で盗まれたとしか考えられません。

この状況からして、おそらく泥棒が外から侵入してきたと思う。警察にも被害届を出して、これからは近所をパトロールしてもらうことになりました。

でも、もしかしたら今度はお金だけじゃなくて通帳やカード、アクセサリーとかも盗られてしまうかもしれないでしょ?

だから、セコムにも相談して家の中にいくつか防犯装置をつけることにしました。

家族の人もどこにどんな防犯装置があるのか知らない方が、被害が少なくなるとアドバイスをもらったの。だから、設置した場所はお父さんしか知りません。

今回はたまたまお母さんの財布が被害にあったけど、次はだれの何が盗まれるか分からないからね。とりあえず、これで一安心かな。

もちろん、全て嘘です。

しかし、「嘘も方便」です。嘘を言うことで、再発を防止できます

最後にこんな話をして締めくくりましょう。

物を盗むっていうのは、病気になると何回も繰り返してしまうんだって。

テレビでも、窃盗を繰り返して何回も逮捕されている人がいるってよくニュースでやっているもんね。

この間知ったんだけど、1回お金を盗んでもその後反省して2回、3回ってやらないようにすれば、この病気にはならずに済むんだって。

このようなもっともらしい話で締めくくれば、子どもの心は大きく揺れます

今回の指導のポイント

・泥棒が入ってきたから警察とセコムに相談して対応してもらったという「嘘」

・窃盗は病気になると繰り返すようになるけど、1回やって反省すればこの病気にならないという「もっともらしい話」

直接子どもを叱らず、次は盗めない状況や心理を作り出すことができます。

子どもが親の財布からお金を取る理由6選


親のお金を盗む理由
子どもが 親のお金を盗む場合、さまざまな理由があります。理由や原因を把握するのは、非常に大切です。

・子どもが今抱えている悩みが分かる

・子どもの悩みの早期解決につながる

・今後起こるかもしれないトラブルを把握できる

・今後起こるかもしれないトラブルの予防ができる

よくある理由を見てみましょう。

お金(お小遣い)が欲しかった


1つ目は、純粋にお金が欲しかったパターンです。財布の中のお金が増えて嬉しいのは、大人も子どもも同じです。

今すぐ欲しいものがあった


2つ目は、今すぐ買いたいものがあるが自分のお金だけでは足りないパターンです。

・新しいゲームが発売された

・スマホゲームに強いキャラが実装された

・ゲームで期間限定のガチャやイベントがある

今は買い切りのゲームではなく、課金要素のあるゲームやスマホアプリが子どもたちの中では主流です。

次にお小遣いが貰えるまで待ちきれない。今すぐに欲しいものがある。

このような理由で盗むことがあります。

およそ33.2%の保護者は、子どもがゲーム課金をしていることを把握できていません。

あなたは子どもの課金を正確に把握し、スマホアプリの高額課金に備えられていますか?

お金持ちアピールをして友達がほしかった


3つ目は、自分がお金持ちであることを周りにアピールしたいパターンです。

これは、友達を作るのが苦手な子どもによく見られますね。

お金を持っていることをアピールし、お菓子やジュースなどを奢ってあげることで友達になってもらおうとします。

・いじめにつながる可能性が高い

・ネットに依存する可能性が高い

非常に危険な状態です。

ネットに依存して知らない人と会ったり、スマホアプリに高額課金してうらやましいと思われようとしたりすることがあります。

SNSに自分の顔や制服が写った写真をアップしている子どもは42%(PR TIMESより引用)ですが、このタイプの子どもはもう少しリスクが高いと考えています。

いじめられている


悲しんでいる人
4つ目は、いじめられているパターンです。

クラスメイトや先輩からお金を持ってくるように脅されているため、お金を盗んでしまいます。

ネットいじめが増え、学校の先生や親がいじめに気づけないケースが増えています。

ネットいじめとは、LINEやX(旧Twitter)などのSNSを使用した匿名性の高いいじめです。

ウチの子が!?

いじめが発覚してから驚く保護者も多いです。

イライラしていた


怒っている人
5つ目は、カッとなってやってしまったパターンです。

むしゃくしゃした気もちを晴らすために、お金を盗んでしまうこともあります。

イライラしてついお金を盗んでしまった場合、
・スマホアプリの高額課金

・SNSで過激な発言や写真の投稿をして炎上
などの危険性もあります。

親に叱ってもらいたい


思春期の中学生の場合、親に構ってもらいたい、叱ってもらいたいという想いからお金を盗むこともあります。

親が家にいる時間が短く、普段なかなかコミュニケーションが取れない家庭で見られることが多いですね。

子どもがお金を取ったら学校に相談する


学校に相談しよう
子どもが親のお金を盗んだ場合、すぐに学校に相談しましょう。子どもがお金を盗む背景には様々な理由があるからです。

家庭で起こった出来事をありのまま先生に話し、学校での子どもの様子はどうか、学校でも盗みをはたらいていないか、いじめの恐れはないかなどについて確認しましょう。

ここで気をつけなければならないのは、どんな子でもいじめの恐れがあるということです。

私が以前担当していたクラスには、「市内で1番の不良」と呼ばれる生徒がいました。

他の中学校へケンカに行くのは当たり前、校内での飲酒や喫煙、暴力、器物損壊、火遊び、窃盗、深夜徘徊…。この生徒は、市内の中学校ではかなり恐れられているボスでした。

しかし、「市内で1番の不良」も高校生には頭が上がらなかったのです。

この生徒は、毎月同じ時期に親や教師のお金を盗んだり他の中学生から恐喝したりしていました。「何かある」と思った私たちは、彼女が毎月2回1万円ずつ恐喝されていることを掴みました。

どんな生徒でもいじめの可能性はあります。初めから盗みの原因はこれだろうと決めつけず、あらゆる可能性を考えながら学校と一緒に対応していきたいですね。

いかがでしょうか。これが、親のお金を盗む中学生の子どもへの対応になります。

子どもが親のお金を盗んだ場合、見逃してはいけません。すぐに対応するようにしましょう。学校と連携することも、とても大切です。

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まとめ
・お金を盗んだかもしれないという段階では、問い詰めてはいけない。
・大げさな家族会議を開くことで、再発を防止することができる。
・子どもが親の財布からお金を盗む理由は様々である。
・学校と連携し早めに対応することが重要である。

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