国語力の低下が学力低下に!LINEで国語力を鍛えよう!

テストを見て落ち込む男の子イラスト.png

あなたは、学校現場で子どもたちの国語力の低下が問題視されていることをご存じでしょうか。

子どもの学力を調べるためのテストは何種類かありますが、経済協力開発機構(OECD)が発表した国際学習到達度調査(PISA)の結果を見てみましょう。

2018年度に行われたこの調査は、79か国(地域)の15歳を対象とした国際的な学力調査です。

結果は、2018年の読解力ランキングで日本は15位となりました。2015年は読解力ランキング8位でしたので、7位順位を落としたことになります。

当時のテレビや新聞では「PASAショック」「読解力転落」などと騒がれましたが、学校現場では「やはりな…」という感じでした。

読解力とは、文章で書かれている内容の意味や著者の主張を正確に理解する力のことです。

何が書かれていて何が問われているのか。何を考えてどう答えればよいのか。

何が聞かれているか分からなければ、国語だけでなく他の教科の問題も解くことができません

実は、LINEやメール等のメッセージアプリの使い方を工夫すれば、家でも簡単に国語力を鍛えることができます。

そこで今回は、LINEを使って家庭でできる国語力の鍛え方について見ていきたいと思います。

目次
・LINEの便利さが国語力の低下につながっている?
・LINEを上手に使って国語力を高めよう
・なぜ国語力が低下しているのか
・まとめ

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LINEの便利さが国語力の低下につながっている?


携帯電話が普及してから、家族や友達と簡単にメッセージをやり取りできるようになりました。

今、日本で最もよく使われているメッセージアプリはLINEですね。スタンプを使って簡単に気持ちや状況を伝えることができます。

LINEが広まったことで、メッセージのやり取りの仕方が大きく変わりました。それは、スタンプ機能です。

これまでは、文章を自分で打ち込み、その文章におかしなところがないか確認してから送信するというのが一般的でした。

しかし、LINEには気持ちや状況を伝えることができる便利なスタンプがたくさんあります。

そのため、現在は文章を打ち込まずスタンプを送るだけのメッセージのやり取りが増えています。

このスタンプを送りあうメッセージのやり取りというのが、国語力低下の1つの要因ではないかという考えもあります。

日常的に短文とスタンプで文字のやり取りをしているので、長文を読んだり書いたりする機会が少なくなっているということですね。

それでは、どうすれば家庭で国語力を鍛えることができるのでしょうか。

LINEを上手に使って国語力を高めよう


スマホを持つ手イラスト.png

LINEを上手に使えば、簡単に国語力、読解力を高めることができます。その方法は、家族のLINEでのやり取りにスタンプは使わないというものです。

便利なので、我々大人もついつい使用してしまいがちですが、グッとこらえて文章でやり取りしましょう。これだけで、文字に触れ、何が書かれているのか理解し、文章を考える機会が増えます。

その際、親はなるべく主語と述語を含んだ長文を送るといいですね。状況や理由も含めてメッセージを送れば、より国語力、読解力アップにつながります。こんな感じです。

早く帰ってきなさい[スタンプ]

OK[スタンプ]

17時になりました。夕ご飯まであと1時間です。外も暗くなってきたので心配です。宿題もしなければならないので早く帰ってきてほしいです。今どこにいて、あと何分くらいで家に着きそうなのか連絡をください。

分かった。今○○にいるからあと○○分くらいで家に着くよ。

こんな感じですね。

また、メッセージをやり取りするときは、子どもがYes/Noではなく文章で答えさせるメッセージを送るように心がけるのも良いですね。

なぜ国語力が低下しているのか


そもそも、なぜ国語力が低下しているのでしょうか。原因はいくつかあると思いますが、そのうちの1つに今の教育の在り方が挙げられます。

現在、GIGAスクール構想の実現に向けて学校ではICT環境の整備が行われています。

具体的には、1人1台タブレット端末やパソコンが与えられ、日常的に電子黒板や映像を用いたりキーボードで文字や表を打ち込んだりする授業がなされています。教育のデジタル化ですね。

教育をデジタル化することで、写真や映像、グラフ等表現の仕方が増えます。また、漢字が書けないので国語が嫌い、字が汚いから作文が嫌いという子どもが、キーボードを使うことで文章を書けるようになるメリットもあります。

理科の実験データを表にまとめたり、数学の文章問題をイラスト化して分かりやすくしたりすることもできます。

実際に、全国学力学習状況調査で数学の力が高まっている可能性があることが示唆されています。

様々なメリットがあるGIGAスクール構想ですが、大きな問題もあります。それは、文字を手で書いたり長文を読んで理解したりする時間が大幅に減ったということです。

キーボードで文章を打ち込む。写真を撮って共有する。難しい文章や問いはイラストやアニメーションを使って分かりやすくする。

その分、文字を書いたり複雑な文章をじっくり読み進めたりする時間は、本当に短くなりました。この課題の改善が期待されますね。

国語力の低下が懸念されている現代だからこそ、LINEを使って文章を書いたり読んだりする機会を増やせるといいですね。

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まとめ
・LINEは便利だがその分文章を書く機会が減っている。
・スタンプではなく文章でやり取りすることで家庭でも国語力は高められる。
・GIGAスクール構想で、文字を書く時間は大幅に減った。

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