目や耳たぶの様子、つむじの巻き方などは、親から子に遺伝されますね。それでは、性格も遺伝するのでしょうか。
性格と遺伝に関するさまざまな研究がされていますが、現在、性格は「遺伝」と「環境」の2つの影響を受けると考えるのが一般的です。
遺伝によるものもありますが、その後の家庭環境が性格に与える影響は非常に大きいのです。
子どもは親の影響を受けて育つという話は、前回「子どもは親の影響を受けて生きている!」でお話ししましたね。
あなたは、子どもの性格に悪影響を与えてしまうような言動を取っていませんか。今回は、子どもの性格に悪影響を与える親の態度について見ていきたいと思います。
子どもに悪影響を与える親の態度 子どもの性格はどうなる?
それでは、子どもの性格に影響を与える親の態度について見ていきましょう。
全部で6パターンにまとめてみました。
①気分で態度を変える親だと人の顔色をうかがう子どもになる
親が「気分屋」で、そのときによって言うことや態度を変えてしまうと、子どもは何を信じていいのか分からなくなってしまいます。
そのときは問題なかったことでも、別のときには怒られる。笑顔で話しかけてくれるときもあれば、イライラしていて全く話をしてくれないときもある。
このような経験を積み重ねると、子どもはとても混乱してしまいます。
そのため、「今はどうなのかな。」「大丈夫かな。」と顔色をうかがうようになってしまうのです。友達や他の大人と行動するときも顔色をうかがうようになり、とても消極的になってしまいます。
自発的に行動することが苦手で、大人になってからもなかなか積極的に行動できなくなってしまうのです。
②誰かと比較する親だと劣等感が強い子どもになる
兄弟や知り合いの子ども、同じクラスの友達などと、自分の子どもを比較してしまう親は多いです。
しかし、子どもは他人と比較されることを非常に嫌がります。特に、思春期の子どもはその傾向が強いです。
子どもは親のことを信頼しています。信頼している親から、「お兄ちゃんはできたんだけどな。」「○○ちゃんはうちの子の違ってすごいね。」などと比較されると、子どもの心はとても傷ついてしまいます。
「自分はダメな人だ。」というレッテルを自分で張ってしまい、劣等感を持つようになってしまいます。
劣等感を強く持ってしまうと、自分に自信がなくなり人の成功を妬むようになってしまうのです。
思春期の子どもの心は、とても傷つきやすいです。「思春期の子どもの8割が嫌と答えた親の一言」の記事も参考にしてみてください。
③結果でしか判断しない親だと努力をしない子どもになる
テストや部活の試合、習い事の発表会などは、普段の努力の成果を表す場面です。普段から努力をしていても、結果が良くないこともありますね。
このようなときに、結果だけを見て子どもを叱りつけてしまうと、子どもは努力する大切さが分からなくなってしまいます。
「一生懸命努力してきたのになんで怒られるのだろう。」「頑張ったのに叱られるのなら、やらなくても同じではないだろうか。」と思ってしまうのですね。
結果が良かったときに、その「結果」だけを褒めるのも同じです。子どもが努力してきた部分をきちんと認め、結果までの過程を大切にしてあげましょう。
例えば、「テストで100点なんてすごい。やっぱり頭の良い子なんだね。」ではなく、「いつも頑張っていたから100点取れたんだね。すごい。さすがだね。」というような感じですね。
④支配的な態度を取る親だと神経質な子どもになる
「子どもは親の言うことを聞かなくてはいけない。」「親の言うことを聞いて従うのが普通だ。」などと考えている親がいます。
普段から威圧的に子どもに接し、何か失敗したときには「私の言うことを聞かないから悪いんだよ。ちゃんと言うことを聞きなさい。」などと全ての責任を子どもに押し付ける。
このような支配的な態度は絶対にしてはいけません。
子どもは親を信頼しています。自分の何が悪かったのか必死になって考えます。
しかし、考えても子どもにはよく分かりません。自分の何が悪かったのか分からないため、ちょっとしたことでも気にするようになってしまいます。
⑤人の悪口や文句を言う親だと口が悪い子どもになる
「あいつマジありえないよな。」「クソみたいな店員だな。」「お父さん臭い。早くどこか行って。」
あなたは、このような悪口や文句を言っていませんか。
子どもは親の影響を受けて育つというのは、「子どもは親の影響を受けて生きている!」の記事でもお話しした通りです。
親がこのような言葉を使っていると、子どもも同じような言葉を使うようになります。また、態度も同じです。
親が良くない態度を取っていれば、子どもも同じように悪い態度を取るようになるのです。
あなたが人の悪口や文句を言っていると、子どもは真似をします。しつけや子育てが大変になって、あなたの首を絞めることにもつながるのです。
社会に出てからも、言葉遣いや態度はとても大切です。子どもの一生を左右するかもしれません。ぜひ、自分の言葉遣いや態度を見直してみてください。
⑥過保護な親だと自己中心的な子どもになる
現在、一人っ子や核家族が増えるとともに、過保護な親も増えています。
あなたは子どもに対して過保護ではありませんか。
過保護に育ててしまうと、我慢をしたり相手の気持ちになって考えたりすることが苦手になります。
「自分はこうしたい。」という思いをそのまま行動に移してしまい、自己中心的になってしまうのです。
学校や社会で集団生活を営むことが苦手で、ちょっとしたことでも我慢できない人間になってしまいます。将来を通して苦労することになるので、ぜひ気をつけてください。
また、過保護は、親-子の関係から2つのパターンに分けることができます。「-」の左が親、右が子どもを表しています。ちょっと見てみましょう。
◆支配的-受容的(過保護型)
親が何でも世話を焼いてしてしまうパターンです。親が何でもやってくれるので、自分で考えて行動することがとても苦手です。自発性や積極性に乏しい子どもになってしまいます。
◆服従的-受容的(溺愛型)
子どもに負い目がある親によく見られ、子どものわがままを何でも聞いてしまうパターンです。
子どもの要求が全て通るので、我慢をするのがとても苦手です。攻撃的、反抗的でとても強い積極性や自信過剰が見られる子どもになってしまいます。いわゆる「自己中心的な子ども」です。
いかがでしょうか。これが、「子どもの性格に悪影響を与えてしまう親の態度6選」になります。
親も人間です。仕事や子育てのストレスでイライラしてしまうこともあるでしょう。
あなたはリフレッシュできる自分の時間をちゃんと取れていますか。
自分の時間を取れていないという方、子ども相手にイライラしてしまうという方は下の記事を参考にしてみてください。
まとめ
・家庭環境が子どもの性格に与える影響は大きい。
・子どもは親の影響を非常に強く受ける。
・イライラしていると良いことなし!ストレスを上手に解消する。
・家庭環境が子どもの性格に与える影響は大きい。
・子どもは親の影響を非常に強く受ける。
・イライラしていると良いことなし!ストレスを上手に解消する。
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