子どもが中学3年生になると、いよいよ 高校受験 が近づいてきますね。
中学3年生は思春期真っただ中です。なかなか 進路や将来の夢や目標 についての話をしてくれなくなりますね。
学校での面談や進路相談などで、初めて子どもの志望校や将来の夢を知るといったケースも少なくありません。しかし、子どもの高校受験に向けて、親として何かサポートをしてあげたいですよね。
今回は、高校受験に対する親の心構えと準備について見ていきたいと思います。家族だからこそできる入試対策 もあるのです。
高校受験に対する親の心構え
子どもが 受験生 になると、「親として何かサポートしなくてはいけないな。」「志望校に合格してもらいたいな。」などと考えるものです。
その結果、ついつい色々なことで口を出してしまいがちになってしまいます。
しかし、高校受験を行うのは 子ども自身 です。あなたからするとまだまだ子どもに思えるかもしれませんが、中学3年生は大人の階段を登り始めた 思春期真っただ中の状態 です。
子どもの想いや何を考えているのか非常に大切になります。おせっかいにならない程度にアドバイスをしてあげましょう。
①高校受験の情報を集める
まずは、高校受験の情報 を集めましょう。
公立高校の入試情報(各都道府県教育委員会のHP)や学校から配布される入試の資料、学科やコース、教育理念、主な進学先や就職先学園祭や文化祭の日程(高校のホームページ)などは確認しておきたいですね。
また、学園祭や文化祭 などの行事を見ると、その高校の雰囲気が分かります。やはり生の情報が1番です。子どもと別行動で構いませんので、ぜひ学園祭に足を運んで見て下さい。「百聞は一見に如かず」です。
②受験生に「頑張れ」と責めるのはNG!
「公立高校ならどこでも良いよ。」「自分の志望する高校に受かれば嬉しいよ。」などと言いながら、「頑張れ!」「期待しているよ!」などと言っていませんか。
高校受験を控えた子どもは、とても神経質になっています。中には、「頑張れ!」という言葉に過剰に反応し、プレッシャーを感じてしまう 子どももいます。
そのため、「頑張れ!」ではなく「頑張っているね!」と言って子どもを肯定してあげましょう。
③余計な一言に注意する
あなたは、子どもの頃親に「早く勉強しなさい。」「もう勉強は終わったの?」などと言われてやる気がなくなった経験はありませんか。これらは、「今からやろうと思ったのに…。」と やる気を失わせる言葉 です。
受験勉強や学校の宿題をしなくてはいけないということは、子どもが1番分かっています。余計な一言を言ってしまったがために、子どもが反抗して 非行や問題行動を繰り返す こともあります。
基本的には、子どもを信じて見守る姿勢 が大切です。
④週単位で勉強のスケジュールを立てさせる
子どもを信じて見守る姿勢は大切ですが、何もせずに黙っていれば良いというわけではありません。子どもが自分の生活リズムや勉強のリズム を整えられるように、アドバイスをしてあげましょう。
勉強やご飯の時間、お風呂の時間などを大まかに決めることで、受験勉強にメリハリをつけてあげるのです。
ただし、無理のある予定だと3日坊主で終わってしまいます。あまり勉強時間を詰め込みすぎないように注意しましょう。
部活動が終わった子どもの場合、平日は1日4時間、休日は1日6時間 やりたいところです。普段の子どもの様子と照らし合わせながら、勉強時間を決めてスケジュールを立てさせましょう。
⑤他の受験生や知り合いと比較しない
高校受験 が近づいてくると、子どもを他の受験生や知り合いと 比較 してしまいがちです。
「○○君はA高校志望なんだってね。すごいね。」「○○ちゃんは1日6時間勉強しているみたいだよ。あなたは大丈夫なの?」
子どもを心配するあまり、比較したりネガティブな発言をしたりしていませんか。この時期の子どもにとって必要なのは、親の信頼感です。子どもを信じ、周りと比較しないよう注意しましょう。
行き過ぎた心配は、おせっかいになってしまいます。これも、受験生の親 に覚えていてもらいたい心構えになります。
ワンポイントメモ! 逆転の発想で子どもの長所を見つける
あなたの子どもには、どんな長所がありますか。「ウチの子には長所なんて…。」と言う方がよくいますが、それはあなたが 子どもをネガティブに見てしまっている だけです。
「消極的」な場合は「慎重に物事を考える」、「落ち着きがない」場合は「活動的である」というように、発想を変えてみましょう。逆転の発想 で、子どもを信じてあげるのです。
あなたの子どもには、どんな長所がありますか。「ウチの子には長所なんて…。」と言う方がよくいますが、それはあなたが 子どもをネガティブに見てしまっている だけです。
「消極的」な場合は「慎重に物事を考える」、「落ち着きがない」場合は「活動的である」というように、発想を変えてみましょう。逆転の発想 で、子どもを信じてあげるのです。
⑥模擬試験や過去問の結果にとらわれない
学校や塾、自宅などで、高校受験の模擬試験 や 過去問 を解くことも多いと思います。
また、県下統一テスト(各都道府県が作成しているテスト。都道府県によってテストの名前は異なる。)の結果を見れば、受験生全体の大体の位置 や 志望校への合格率 をある程度判断することができます。
しかし、あくまで過去問は過去問です。それが全てではありません。模擬試験や過去問は参考程度に考え、合格へ向けて 結果の分析 を行いましょう。
また、親が子どものテストの結果をしっかりと見ることで、幅広い視点から結果を分析できるようになります。もしかしたら、子どもだけでは見えてこないものが見えてくるかもしれません。
子どものテストの結果には、しっかりと目を向けるようにしましょう。結果を分析し、苦手をはっきりとさせて志望校合格へ向けて実力をつけるのです。
このとき、「余計な一言」や「他人との比較」には注意して下さい。
いかがでしょうか。これが、高校受験に対する親の心構えと準備 になります。
なんと言っても、高校受験は子どもを信じてあげることです。親が温かく見守れば、それが子どもにとって 最高のサポート になるのです。
高校受験については、下の記事で詳しくまとめてあります。ぜひ、他の記事も参考にしてみて下さい。
まとめ
・子どもだけではなく親にもできる高校受験対策がある。
・子どもを信じて見守ることが子どもにとって最高のサポートになる。
・まずは入試の情報を集め、おせっかいにならない程度のアドバイスをしてあげる。
・子どもだけではなく親にもできる高校受験対策がある。
・子どもを信じて見守ることが子どもにとって最高のサポートになる。
・まずは入試の情報を集め、おせっかいにならない程度のアドバイスをしてあげる。
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