元教師が教える思春期の子どもへの接し方のコツ

頑張って自由研究を終わらせたのに、レポートの書き方が間違っていて0点になる生徒は非常に多いです。

私は元理科教師で、何年にもわたって毎年100人以上の自由研究の評価をつけてきました。

そこでこの記事では、学校でA評価がもらえる自由研究のレポートの書き方を、例文付きで解説します。

この記事を読めば、100点満点のレポートを2時間以内で書き終えることができます。

学校でA評価がもらえる自由研究のレポートを今日中に終わらせたい人は、最後まで読んでください。


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自由研究のレポートはA4のレポート用紙に書く

A4サイズのレポート用紙で作成されたものが、コンクールに推薦されます。

学校によっては、A4サイズのレポート用紙で作成されていない自由研究は0点になります。

自由研究のレポートは、A4サイズのレポート用紙に書きましょう。
＊ただし、学校から指示があったら指示されたものに書くこと

レポートの表紙には、
を書きます。

【例文あり】自由研究のレポートの構成と書き方を徹底解説！

自由研究のレポートは、
の順に書きます。

具体的な書き方を、例文付きで解説します。

【動機】その実験をしようと思ったきっかけを書く

そのテーマで自由研究を行った理由を書きます。

日常生活を振り返ったり学校の授業と関連させたりすると高評価です。文字数の目安は、150字以上300字未満です。

【動機の例】
私がこの実験を行ったのは、学校の理科の授業で「水溶液」について習ったからです。

学校では、砂糖水や食塩水は水溶液で、牛乳や片栗粉、でんぷんを水に加えたものは、水溶液ではないと勉強しました。

そこで、家の冷蔵庫の中にあるものを使い、水溶液になるものとならないものに分類してみたいと思い、この実験を行うことにしました。

例文のように、初めに結論を書きましょう。それだけで、読みやすいレポートになります。

【目的】その実験を通して何を調べるのかを書く

実験の目的は、箇条書きで書きます。2〜4つ程度で分かりやすくまとめましょう。

【目的の例】

【方法】実験の手順や準備したものを書く

どのような手順で実験を行ったのか書きます。

をまとめましょう。

準備したものは、箇条書きでまとめると分かりやすくて高評価です。箇条書きの下に、図を書いてまとめましょう。

実験の手順は、何も知らない小学生が、あなたが書いた実験の手順を読めば全く同じ実験ができるように丁寧に書きます。

【方法の例】
≪準備したもの≫


≪実験の手順≫

【結果】図や表、グラフを使って実験の結果を書く

実験の結果を書きます。

などを使い、分かりやすくまとめましょう。

【結果の例】
≪実験の様子≫

≪実験の結果≫

水に溶かしたもの	水に溶けたかどうか
ケチャップ	✕
マヨネーズ	✕
とんかつソース	✕
オレンジジュース	◯
ココアパウダー	✕
重曹	◯

【考察】実験の結果から分かったことをまとめる

結果から分かったことを簡単にまとめます。自分の考えをしっかりと書きましょう。

【考察の例】
今回の実験で、水溶液になるものはオレンジジュースと重曹だと分かりました。

また、最も水に溶けたものはオレンジジュースだったので、この中で最も水に溶けやすいのはオレンジジュースだと考えました。

今回の実験では、ほとんどのものは水に溶けませんでした。私たちが普段食べているものには、水に溶けないものが多いことが分かりました。

インターネットで調べてみると、マヨネーズやとんかつソース、ココアパウダーには油がたくさん含まれていることが分かりました。

油は水には溶けません。油のとりすぎは健康に悪いので、調味料の使いすぎに気をつけたいと考えました。

【反省と今後の課題】実験の反省点や継続して調べたいこと、新たな課題を書く

次の3つについてまとめましょう。


【反省と今後の課題の例】
今回の実験では、冷たい水道水を使用したため、温かい水では実験を行っていません。学校では、水の温度が高くなるほど、物質は水に溶けるということを習いました。

そのため、今度はお湯を使って同じ実験をし、結果がどうなるのか調べてみたいです。

また、今回の実験では水に溶けないものもいくつかありました。水に溶けないのに、どのようにして私たちの身体に吸収されるのか疑問に思いました。

人間の身体のしくみについて、これから勉強していきたいです。

【参考文献】レポートの最後にタイトル、著者、出版社を書く

レポートの最後に、必ず参考文献を載せましょう。インターネットを活用した場合は、そのサイトのURLも載せておきます。

【参考文献の例】
題：元教師が教える思春期の子どもの接し方のコツ
著者：まつい　けいすけ
URL：https://www.sisyunki.net/

自由研究のレポートは、いつも以上に大きな字で丁寧に書く

せっかく評価されるレポートを書いても、字が小さかったり雑だったりすると読みにくいので評価されません。

学校の先生達は、わずか数日で何十人、何百人のレポートをチェックして評価しなければなりません。

いつもより大きく、いつもより丁寧に。なるべく相手が読みやすい字を書くよう心がけましょう。

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